令和3年4月8日 新型コロナウイルス感染の確認について

更新日:2021年4月8日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年4月8日(木曜日) 午後4時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202104/honbu20210408.html)

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(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202104/shikihaku-kyuukan.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 まず、昨日松山市市議会からご提案いただき、感染対策期に移行することを受け、現在の危機感を共有し、今後の感染対策で松山市と市議会がこれまで以上に緊密に連携することで若江議長とお話しし、一致しました。その際若江議長からは「市議会としても議員一人一人が汗をかき、できる限りのことをしたい。議員と市職員が一丸になってこの難局を乗り越えましょう。」と言っていただき、大変ありがたく心強く思っています。今後は、例えば街頭での啓発活動を共同で行うなど具体的で効果的な活動を進めていきたいと考えています。

 新型コロナウイルスワクチン接種については、本日12時30分頃、初めての住民接種用のワクチン1箱、約500人、2回接種分が松山市ワクチン管理配送センターに無事届きました。ワクチンはセンターに設置しているディープフリーザーで保管しており、12日(月曜日)から市内の15施設の介護老人保健施設で高齢者の先行接種を開始するため、今週から順次施設に配送する予定です。

 本日、松山市立の保育園関係者1名の陽性が確認され当該保育園の園児は帰宅いただき、保健所の調査で安全が確認できるまで休園します。この1名は本日公表の人数には含んでいません。

 本日から県内の警戒レベルが引き上げられ、4月21日(水曜日)までの2週間「感染対策期」になりました。特に松山市には市中での感染リスクが非常に高まっているのを前提に集中的に感染を抑え込むため、夜だけでなく日中も不要不急の外出自粛が要請されました。これは全ての外出を一律に自粛するよう求められたのではなく、友人や同僚など家族以外の方との集い、趣味や文化、余暇活動、町内会などの地域の集い、不特定多数が集まるイベントや会合への参加などは、誰もが感染している可能性がある状況で、家族以外との接触や会合など感染リスクにつながる行動の自粛が求められています。既に計画している場合は「感染対策期」のこの2週間は中止や延期を強くお願いします。
 そのほか松山市も含めた全ての県民の皆さんに、外出や人との接触、会合の機会を減らすことが要請されました。具体的には毎日顔を合わせている人と過ごす。体調に異変を感じたら外出や人との接触を必ず避ける。マスクは必ず着用する。特に鼻出しマスクやあごマスクは感染対策に効果がないことに注意する。手指消毒を徹底する。医療機関ではこれを徹底し、感染対策に大きな効果があると報告を受けています。手指消毒を徹底するようお願いします。また県内に新たな感染を持ち帰らないため、感染拡大地域への不要不急の出張、往来の自粛や事業者の皆さんに向け、感染防止対策の改めての徹底が要請されました。市内では職場内クラスターも複数発生しています。普段から顔を合わせている職場の仲間からも感染する可能性が高まっていることを強く意識し、事業者の皆さんには歓迎会や職場全体の大人数での飲み会を自粛、普段の勤務場所だけでなく、更衣室や休憩室なども含め、職場内で感染拡大防止、毎日の検温と報告など従業員の体調確認を徹底し、休暇取得やテレワークを勧めるほか、職場での感染防止対策を徹底してください。

 次に、市有施設の対応です。県からの不要不急の外出自粛要請を踏まえ、全ての施設を原則休館します。そのうち貸館施設で既に予約を受け付けているものは利用を継続します。道後温泉本館、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉、松山城、子規記念博物館、坂の上の雲ミュージアムは明日4月9日(金曜日)から休館させていただきます。またイベントの開催は愛媛県と同様に、参加者が特定できない、市主催の集客イベントは延期または中止します。市民の皆さんには我慢をお願いすることになりますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

 次に、臨時のPCR検査センターの状況です。昨日は144名の検査を実施し、陽性確認は0件でした。9日(金曜日)まで夕方4時から夜8時の間、営業時間短縮を要請されている飲食店の従業員の皆さんで無症状の方を対象に検査しています。受け付けから検体採取まで5分程度です。繁華街での感染の広がりを把握するため、1人でも多くの方に検査を受けていただくようお願いします。

 昨日は既存事例15名、新規事例11名、合わせて26名の感染を確認し、本市での累計は1,164人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 本日は新しくクラスターを報告します。319例目は市内の高齢者施設での感染事例で、これまでに6名の陽性を確認していました。接触状況などから、これまではクラスターにはしていませんでした。昨日新しく2名の陽性を確認し、松山市保健所の聞き取り調査で施設内での接触が確認され、この事例を高齢者施設クラスター4とします。現時点で職員4名、利用者3名、そのほかの方が1名、合計8名です。これ以上感染が広がるのを防ぐため、施設関係者の検査は大半を終えているものの、引き続き幅広く調査や検査を行い、早期に囲い込むよう全力で取り組みます。300例目学校クラスター3の関係では新しく2名が陽性で陽性者は合わせて9名、内訳は生徒3名、学校以外の方が6名です。学校の調査、検査は終了し、安全は確認されていますので、昨日から学校活動を再開しています。そのほか新規事例は9事例で11名が陽性でした。本日の公表15名に学校関係者が4名含まれているものの、松山市立の学校に感染の影響はありません。
 高齢者施設へのスクリーニング検査は施設の種別ごとに段階的に実施する方向で、愛媛県や施設、検査機関と検討を進めています。できるだけ早く開始したいと考えています。

 連日新規の感染者も多く確認されている中、これまでは松山市保健所の聞き取り調査に対し、行動歴を話してくれなかったり、明らかに事実と違うことを話したりする方がおられた場合に、感染経路不明とすることが多かったと聞いています。最近はおそらく正直に話していただいているにもかかわらず、感染経路が分からず、いつどこから感染したのだろうかと松山市保健所の職員が首をひねることが増えたようです。感染経路がつかめない事例が増えているということ自体、市中に感染がまん延している状況と言わざるを得ません。ここで踏みとどまらなければ、松山市でも都市部のように一気に感染が拡散しかねない状況です。松山市保健所では3月下旬に繁華街クラスターが発生した後、昼夜を問わず新型コロナウイルスへの対応に追われています。検査結果が夜判明した後、保健師が聞き取り調査を始めます。お一人に3時間以上かかることもあり、都市部ではこの聞き取り調査で濃厚接触者を特定し、調査、検査することを断念せざるを得ない状況と聞いています。
 本市では他の部署からできる限り保健師を動員し、また県や市町、県立医療技術大学の保健師にも応援いただき、まだ何とか濃厚接触者の調査、検査ができています。保健師は強い使命感で、連日午前0時を超えて勤務している状況で、聞き取り調査後のデータ整理や医療機関などへの搬送の調整、国、県への報告などを担っている事務職も含め、これ以上陽性の数が増えると対応が追い付かなくなる可能性があり、そうなると市内の感染は拡大の一途をたどります。
 新型コロナウイルスは皆さんのすぐそばまで迫っています。市民の皆さんには不要不急の外出自粛を徹底してください。不要不急とは、絶対に必要というわけではなく、急いでするようなことでもないという意味です。会社への出社や学校への登校、食料品の買い物など必ず必要な外出まで控える必要はないものの、友人とのドライブや趣味のカラオケ、仲間との飲み会など今絶対に急いでしなくても済む外出は控え、他人との接触をできる限り避けてください。
 これ以上の感染拡大を防止し、医療機関などの負担を少しでも軽減することが一般の診療や救急医療を守ることにつながり、皆さんの大切なご家族の命と健康を守ることになります。これからの市民の皆さんの行動が2週間後の新規感染者を減らします。
 感染対策期のおよそ2週間の間に何としても感染拡大を抑え込まなければ、市民生活に深刻な影響が生じることになります。皆さんと危機感を共有し、この難局を乗り越えたいと考えていますので、市民の皆さんの協力をよろしくお願いします。
 以上です。

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