令和3年8月19日 「令和3年度 松山市一般会計補正予算(第8号)を定める専決処分」についてほか

更新日:2021年8月19日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年8月19日(木曜日) 午後5時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:10人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202108/manbouyousei.html)

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202108/honbu20210819.html)

議題

  • 令和3年度 松山市一般会計補正予算(第8号)を定める専決処分について
  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、「令和3年度 松山市一般会計補正予算(第8号)を定める専決処分」について説明します。
 連日県内で感染が確認され、新規の感染事例も日々増加する深刻な感染状況から、8月17日(火曜日)に国は愛媛県を8月20日(金曜日)から9月12日(日曜日)までの期間「まん延防止等重点措置」を実施すべき区域に指定し、同日県は松山市を重点措置区域に指定しました。
 これを受けて愛媛県は、本市の酒類を提供する飲食店に要請している営業時間の短縮について対象の店舗や期間などを変更する発表をしました。感染力の強いデルタ株をこれ以上まん延させないため集中的に対策し、感染拡大を防ぎながら飲食店の経営や雇用を守るため、ご協力いただく飲食店に、引き続き県と市で連携して協力金を給付します。
 まん延防止措置区域が適用され、時短要請の期間は8月31日(火曜日)までが9月12日(日曜日)までに延長され、対象事業者も8月20日(金曜日)から松山市内の酒類を提供する飲食店から松山市内の全ての飲食店に拡大されます。営業時間は「愛顔の安心飲食店認証制度」の認証を受けている飲食店も含め、全ての飲食店で午前5時から午後8時までです。終日酒類を提供しない飲食店のスナックやカラオケ喫茶などはカラオケ設備の利用を自粛してください。
 協力金の金額は先日お伝えしたとおりで、事業規模に応じて適切な金額になるよう売上高方式、または売上高減少額方式で算出します。中小企業の場合、1日当たりの協力金はまん延防止適用前の2万5千円から7万5千円までが、適用後は3万円から10万円までに増額されます。大企業の場合、1日当たりの協力金の上限は20万円です。対象になる市内の飲食店は約3,500店舗と見込んでおり、補正額は28億1,504万円です。
 申請の受け付けは9月1日(水曜日)から銀天街のきらりんと市役所本館11階のほか、郵送でも受け付けます。協力金の支払いは、営業時間の短縮や休業で当面の資金繰りに苦慮される店舗も多く、要請期間も延長されますので、1日当たりの協力金額が売上高方式の下限額になる中小企業が希望する場合は一部前払いが可能です。一括での支払いを希望する場合は、要請期間終了後の9月13日(月曜日)から受け付け、早ければ1週間程度で速やかに支払うよう考えています。申請方法など詳細は決まり次第お知らせし、協力金額を自動計算するシートを松山市のホームページに掲載するなど、事業者の皆さんに分かりやすく周知します。
 大変厳しい状況が続く中、感染拡大防止を優先しながら飲食店の経営継続や雇用維持にも迅速に対応していきたいと考えています。飲食店の皆さんには厳しい要請になりますが、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。

 次に、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日は既存事例39名、新規事例25名、合わせて64名の感染を確認しました。本市ではこれまでで最も多い感染者数です。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 まず、新しいクラスターで732例目は、これまで深夜営業のバーの従業員1名の陽性を確認していました。昨日新しく従業員1名、利用客4名、そのほか4名、合わせて9名の陽性が判明し、松山市保健所の調査では店内で感染が広がったとみて、飲食店クラスター13としました。利用客は全て把握できており、現在は従業員も含めて全員の検査が終了し、濃厚接触者の調査を進めています。
 そのほか568例目飲食店クラスター9でそのほか家族など1名、617例目職場内クラスター9で利用客1名、651例目学校クラスター5で生徒1名の感染を確認しました。
 このところ接待を伴う飲食店に限らず、市内の繁華街の飲食店を利用した方や関係者から陽性が多く確認されています。お盆の時期に繁華街の飲食店を利用した方や関係者の皆さんは、少しでも体調に異変を感じた場合は直ちに出勤や外出を控え、医療機関に連絡して受診してください。
 昨日も児童生徒7名の感染を確認しました。また複数の事例で一度に多くの家族が感染しています。夏休みに県外由来で家庭内に持ち込まれ、家族間で感染が拡大している状況です。
 松山市保健所では感染力の高いデルタ株の影響で、家庭内で感染する確率は第4波までよりも確実に高くなっているとみています。昨日もお伝えしたように現在の感染状況のまま2学期を迎えると、家庭内での感染を学校内に持ち込む可能性があります。学校内で一気に感染が拡大してしまわないよう、まずは家庭内での感染防止対策をお願いします。
 定期的な手洗いと室内の換気を徹底する。電気のスイッチやドアノブなど、みんなが触れる所を定期的に消毒する。家族間でも箸やコップは使い回さない。体調が悪い場合は自宅でもマスクを着用し、家族との接触をできる限り控え早期に受診する。
 連日新規の感染が多数確認されています。新型コロナウイルスは発症する2日前から他人に感染させると言われています。保健所の聞き取り調査では、発症2日前で元気な方が近所のスーパー、デパート、ドラッグストアや飲食店、大型商業施設、遊技場など不特定多数の方が利用する場所に出掛けられています。市内は市中感染がまん延している状態です。不要不急の外出を自粛し、できる限りご自宅で過ごしてください。
 そうした中、保健所では保健師も事務職員も少しでも早く感染の拡大を防ぎたい、市民の皆さんの安全安心を守らなければならないという高い使命感で、連日深夜にわたり、また翌日も朝早くから疫学調査をはじめ、濃厚接触者の検査や陽性者の搬送、公表すべき情報を整理するなどしています。全庁を挙げ、本庁から多くの応援職員を送り、また県に調整をいただき、他の市町や他の団体からも応援をいただいています。本当にありがとうございます。深夜までの勤務を交代制にしたり、保健師しかできない業務をさらに精査し、事務職を来週からさらに追加するなどし、長時間勤務や連続勤務にならないよう体制を整えているものの、第5波は想像以上に感染するスピードが速く、これまでにない業務量で松山市保健所の業務はひっ迫しています。
 16日(月曜日)の会見でお伝えしたとおり、松山市保健所ではこれまで、(1)濃厚接触者の特定など積極的疫学調査に加え、(2)詳細な感染源調査や、(3)濃厚接触者には至らない接触者の念のための検査、(4)自宅待機期間を終えた医療従事者や高齢者施設の職員などが復職する際の出口検査など、感染拡大を防ぐため、幅広く丁寧に調査や検査を行ってきました。感染拡大の状況が続けば丁寧な対応は継続が難しくなると申し上げました。
 昨日の感染者数はこれまでで最も多い64名でした。連日感染が収まらず、これまでで最も厳しい状況です。ピークが見えず長期化も考慮し、今後も国が指定する積極的疫学調査を継続していくため、本日から(2)の感染源調査と(4)の出口検査を一部停止し、必要な事例に集中して実施しています。今後の感染状況によっては、さらに(3)の接触者の念のための検査もできなくなる可能性があります。そうなる前にこの感染拡大を何としても止めなければなりません。
 新型コロナウイルスは人と人との接触で感染します。感染力の強いデルタ株は、従来の株では感染しなかったような短時間の会話や軽度の接触などで感染していると思われます。そのため外出や同居の家族以外との接触を避けるのが何より重要です。どうか市民の皆さんには、「不要不急の外出自粛、少なくとも5割削減」を実行してください。例えば、毎日買い物に出掛ける方は2日分の買い物をして2日に1回に減らす工夫をしたり、趣味のスポーツの活動や地域の会合、友人とのドライブ、家族のレジャーなどは今絶対に外出が必要か考えていただくようお願いします。
 自分を守り、大切な家族を守り、地域を守るため、最大の警戒と危機感で市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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