令和3年8月16日 新型コロナウイルス感染の確認について

更新日:2021年8月16日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年8月16日(月曜日) 午後5時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:8人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202108/honbu20210816.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日は既存事例22名、新規事例19名、合わせて41名の感染を確認し、本市での累計は2,080人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 まず、新しいクラスターで既存の680例目は、これまで臨時PCR検査センターで接待を伴う飲食店の従業員2名の陽性を確認していました。昨日新しく従業員5名の陽性が判明し、松山市保健所の調査では、店内の接触で感染が広がったとみて飲食店クラスター12としました。この飲食店は、利用客を全て把握できているとのことです。最初の2名の感染が確認された直後から店側に協力いただき、お店から感染可能期間内に利用した方に連絡し、松山市保健所に連絡するよう呼び掛けています。呼び掛けがあった方は、速やかに松山市保健所に連絡してください。
 次に、651例目、学校クラスター5の関係では、自宅待機中の生徒4名が再検査で陽性になり、感染者の累計は生徒18名、教職員など2名、そのほか家族など1名、合わせて21名になりました。
 昨日はお盆で一部の医療機関が休診している中、40名を超える感染が確認されました。日曜日では最も多い人数です。全国的にも感染が拡大する勢いは増し、いまだピークが見えない状況で、松山市でも市中での感染がまん延し、感染リスクが非常に高まっています。また感染力が強いデルタ株の感染スピードは第4波までとは全く違い、長期戦の覚悟が必要です。
 松山市保健所ではこれまで、(1)国から示されている濃厚接触者の特定などの積極的疫学調査に加え、(2)詳細な感染源の調査や、(3)濃厚接触者には至らない接触者の念のための検査、(4)自宅待機期間を終えた医療従事者や高齢者施設の職員などが復職する際の出口検査など、感染拡大を防ぐため、幅広く丁寧に調査や検査を行ってきました。一方、現在の状況では、丁寧な調査は難しくなりつつあり、今後この状況が続けばこれまでと同じ対応はできなくなる可能性があると考えています。
 首都圏の保健所では、積極的疫学調査の重要なポイントである濃厚接触者の調査などができないと聞いています。そうした状況にならないよう、本市ではできるだけ保健師などの専門職員を新型コロナウイルス感染症対策チームに配置し、本庁などから多くの事務職員を保健所の応援に送るなど全庁を挙げて対応しています。加えて今後の長期戦を想定し、毎晩夜遅くまでの勤務を交代制にし、職員が疲労を回復できる時間を確保し、業務を継続できるよう体制を整えています。松山市保健所では職員が賢明に昼夜問わず対応を続けています。今後も市民の皆さんの命と健康を守るため、新型コロナウイルス感染症対策に全力で取り組んでいきます。
 保健所の職員の意見では、積極的疫学調査が難航するのが保健師たち担当職員の心身への負担を増加させます。心ない一部の方が「どこの誰が感染者なのか」、「どこの店舗なのか」と詮索すると、感染した方は特定されるのを恐れ、調査に協力していただけなくなります。どうか保健所の調査が円滑に進むよう、感染者探しや店舗探しは絶対にしないようお願いします。そしてここで何としても感染拡大を食い止めるため、基本的な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願いします。
 これまでにお盆の帰省は延期や中止を呼び掛けてきました。どうしても必要な帰省はあったと思われます。お盆明けに職場などにデルタ株のウイルスが持ち込まれると、急激に感染が拡大する可能性があります。できる限り職場にウイルスを持ち込まないよう、毎日の検温など職場内で体調の確認を徹底し、症状がある場合は仕事を休み、医療機関を受診するようにしてください。特にお盆明け最初の出勤日には、県外との往来や長時間の会食などリスクの高い行動を取っていないか確認してください。職場内で感染対策の再確認をしてください。鼻出しマスクや顎マスクはいないか、食事や喫煙でマスクを外した際、会話をしていないか、定期的に共有部分の消毒や換気ができているか、基本的な感染対策が徹底できているか、改めて確認してください。ワクチンを接種しやすい職場環境をお願いします。ワクチンを接種するため、シフトの調整や接種後に副反応が出た場合も安心して休暇を取得できる環境を整えてほしいと考えています。テレワーク、時差出勤の利用をより一層促進してください。外出や他人との接触を減らすため、それぞれの事業所で知恵を絞っていただき、一層促すようお願いします。
 繰り返しになりますが、市民の皆さんには決して気を緩めることなく、最大の警戒と危機感でお一人お一人が「感染対策期」の要請を実行してください。一つ、不要不急の外出を自粛、少なくとも5割削減。新型コロナウイルスは人から人へ感染します。外出を避け、人との接触を減らすのが感染の拡大を防ぐのに最も効果的です。二つ、県外からの帰省は延期や中止。県外との往来で感染した事例は多数あります。県外からの帰省でウイルスを持ち込まないよう強くお願いします。三つ、市外との不要不急の往来は自粛。今年の夏は帰省だけでなく、レジャーや出張も見合わせてください。四つ、会食は普段から顔を合わせている人と4人以下、おおむね2時間以内、これらを徹底し、市内での感染拡大を集中的に抑え込まなければなりません。最大の警戒と危機感で、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 最後に、ここ最近の事例を紹介します。長時間、友人とマスクなしでカラオケ、バーベキュー、海遊び。店員がマスクをしていないなど感染対策が甘い飲食店を利用。高熱があってもアルバイトを休まない。アルバイト先が毎日の検温をしていない。これらの行動は感染リスクが高まります。市民の皆さんには慎重な行動をお願いします。
 以上です。

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