令和3年4月6日 新型コロナウイルス感染の確認について

更新日:2021年4月6日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年4月6日(火曜日) 午後4時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202104/honbu20210406.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 連日新規事例の感染者も多数確認されています。繁華街での感染が市内に拡散し、新規事例として表面化していると考えられます。市中感染のまん延が近づいている状況で、ここで踏みとどまらなければ、松山市でも都市部のように一気に感染がまん延しかねません。現時点ではクラスターとしていないものの、市内の高齢者施設での感染も確認しており、松山市保健所では幅広く調査と検査をすることにしています。予断を許さない状況です。現在の感染状況が改善されない場合、愛媛県は警戒レベルの引き上げを検討しており、そうなれば不要不急の外出自粛が要請されるなどさらに行動制限が必要になります。市民の皆さんには危機感と緊張感を高め、感染防止を徹底いただきますようお願いします。
 松山市では本日から防災行政無線やまつやま防災メール、松山市の公式ラインなどを使用し、市民の皆さんに感染回避行動の徹底を呼び掛けます。市内では感染力が強いといわれる変異株も増えています。皆さんのすぐそばまで新型コロナウイルスが迫っています。小まめな手洗い、定期的な換気、マスクの着用など一人一人が感染防止を徹底しましょう。感染拡大地域との往来や普段会っていない人、高齢者を含めた会食は控えてください。何としてもコロナの感染拡大を食い止めなければなりません。これからの市民の皆さんの行動が2週間後の新規感染者数の減少につながります。皆さんの感染回避行動へのご協力をお願いします。

 次に、臨時のPCR検査センターの状況です。昨日は118名の検査を実施し、1名が陽性でした。概要は明日の公表で、本日の公表人数には含んでいません。本日から9日(金曜日)まで実施を2時間延長し、16時から20時まで営業時間短縮を要請されている飲食店の従業員の皆さんで、無症状の方を対象に検査を行います。受け付けから検体採取までは5分程度です。1人でも多くの方に検査を受けていただくようお願いします。

 昨日は既存事例21名、新規事例12名、合わせて33名の感染を確認し、本市での累計は1,123人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 本日は新しく2件のクラスターを報告します。280例目はこれまで6名が陽性でしたが、接触の状況からクラスターとしていませんでした。昨日新しく7名の陽性を確認し、これまでの陽性者と新しく陽性が確認された方の間に職場内での接触が確認され、職場内の陽性は12名になりました。この事例を職場内クラスター6とします。不特定多数の方が訪れるような職場ではなく、また既に職場の皆さんの検査は終えています。300例目は学校クラスター3です。これまで6名が陽性でしたが、接触の状況からクラスターとしていませんでした。昨日新しく1名が陽性で、市外も合わせ計9名のうち、5名の学校関係者が同じ場面で接触があり、この事例をクラスターとしました。一部の集団で接触した感染にとどまっており、現時点では学校内で感染が拡大する可能性は低いと考えています。次に246例目職場内クラスター3の関係は新しく1名が陽性で、陽性者は合わせて19名、内訳は発生店舗の従業員など8名、そのほかの店舗の従業員など7名、それ以外の方が4名です。そのほか新規は12事例で12名が陽性でした。本日の公表の中に学校関係者が1名含まれていますが、松山市立の学校に感染の影響はありません。また医療関係者と福祉関係者がそれぞれ1名含まれていますので、愛媛県や医療機関と連携して、幅広く検査し、感染状況を早期に把握して、囲い込みに全力で取り組みます。

 3月下旬に繁華街クラスターが確認されて以降、松山市保健所の職員は深夜遅くまで勤務しています。昨日も説明したとおり、PCR検査の結果判明は夜になることが多く、そこから陽性が判明した方に保健師の聞き取りが始まります。感染が分かりショックを受けている中、また発熱など症状がある中、ご自身の行動をできる限り思い出していただくよう時間をかけてお話させていただいています。そのためお一人に3時間以上かかることもあります。都市部ではこの聞き取り調査で濃厚接触者を特定し、調査や検査することを断念せざるを得ない状況とも聞いています。この4月から松山市保健所の体制を強化し、本庁からも応援職員を派遣して、全庁を挙げて新型コロナウイルス感染症に対応しています。また愛媛県や県立医療技術大学、そして昨日から県内市町の保健師さんに松山市保健所に応援に来ていただき、お力添えをいただくことで、何とか濃厚接触者の調査や検査ができています。聞き取りを担っている保健師はその後のデータ整理などをしている事務職も含めて、連日長時間勤務となっています。濃厚接触者の調査や検査を断念すると市内の感染は拡大の一途をたどります。
 市民の皆さんには前回以上の危機感を持っていただき、今後、高齢者施設や医療機関へ感染を広げ、クラスターが発生してしまうことがないよう徹底して3密を避けてください。またマスクを着用し、定期的な手洗いや換気など基本的な感染防止策の徹底を改めて意識してください。ご協力をお願いします。
 以上です。

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