令和4年3月7日 新型コロナウイルス感染についてほか

更新日:2022年3月7日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和4年3月7日(月曜日) 午後5時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:10人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/r3/202203/honbu20220307.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染について
  • 新型コロナワクチン接種について

会見要旨

 まず、新型コロナウイルス感染症について、市内の直近の1週間の感染状況は30歳未満が全体の半数近くを占め、未就学児、児童生徒、学生を合わせると4割に迫ります。先週3月1日(火曜日)の対策本部会議で報告したとおり、学生の皆さんへ呼び掛けるため学校側と日程調整し、大学、専門学校など9校を訪問や資料をお渡しして感染防止対策の徹底などをお願いしました。特に若い世代の方々へは、卒業シーズンや春休みを迎え、友人同士でカラオケボックスやゲームセンターなどを利用する機会が増え、感染が広がるのを防ぐため私と職員が巡回訪問し、感染防止対策の徹底を呼び掛けることにしています。また松山市立の小学校、中学校には、入試や卒業式を控え、先週改めて遠足や校外学習、登下校時に感染対策を徹底するよう通知しています。市内の幼稚園や保育園へは、これまでも一般的な感染対策の徹底に加え、園内で感染拡大した主な要因を具体的にお知らせするなど注意喚起してきました。例えば、関係者の陽性が分かり速やかにお迎えを依頼した後、短時間だから大丈夫と思い十分な換気をしないまま狭い部屋で合同保育を行っていた事例や、子どもが密集した状態で歯磨きを行っていた事例などです。今後さらに小学校、中学校や保育園、幼稚園の保護者の皆さんへご家庭での感染対策を啓発するようしています。

 オミクロン株の感染力の強さで、このところ連日のように新規のクラスターが確認されています。市民の皆さんは、決して油断することなく、感染防止対策の徹底をお願いします。特に長時間のカラオケなど、友人同士の集まりで感染が確認されています。若い世代の皆さんは、春休み期間中の友人同士の集まりはできるだけ延期してください。「自分たちは大丈夫」と油断して感染した事例が多くあります。進学や就職の準備などで県外に行く場合は訪問先でも感染防止対策を徹底し、松山に帰った後は体調の変化に十分注意してください。また県外から松山に来られた方との会食は控え、一緒に行動した場合は自らの健康観察を徹底してください。都市部ではより感染力が強いといわれるオミクロン株BA.2の市中感染が確認され、今後置き換わりに注意が必要な状況です。県外との不要不急の出張や往来を自粛するのはもちろん、県内でも混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は自粛してください。さらに感染が広がるのを防ぐため、市民の皆さん一人一人の慎重な行動が必要です。引き続き「周りに感染している人がいる」という前提で、万全の感染対策をお願いします。(1)不織布マスクを正しく着用し、定期的な手洗いや換気など基本的な感染防止対策を徹底してください。同居の方以外とはマスクを外して会話しないように、体調不良の方がいる場合は家庭内でもマスクを着用しましょう。(2)友人同士の集まりはできるだけ延期。(3)密になる場を避け、屋内では人との距離を十分保ち、(4)体調に異変がある場合は出勤や登校を控え、医療機関に連絡し受診してください。「症状が治まったから大丈夫」といった自己判断は禁物です。(5)事業所では、テレワークや時差出勤で感染リスクを抑制してください。自分を守り、家族を守り、地域を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。

 次に、新型コロナワクチンの3回目の追加接種は、国からの通知やワクチンの供給スケジュールに合わせ、2回目の接種から6カ月を経過した方に接種を進めています。国の方針変更に合わせて前倒しを調整してきました。接種券は、2月末までに約16万5,000人に送付し、3月2日(水曜日)に約1万1,000人、今週は毎日約1万8,000人に送付し、3月11日(金曜日)からは6カ月前の対象者へ発送します。接種会場は、個別の医療機関と集団接種で、使用するワクチンは、ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンです。3回目の接種をした方のほうが感染する人や重症化する人が少なく、また1回目、2回目接種でファイザー社のワクチンを受けた人が、3回目でファイザー社または武田/モデルナ社のどちらのワクチンを接種しても抗体値が十分上昇すると報告されています。予約枠は、松山市医師会はじめ関係者の皆さまにご協力いただき、3月3日(木曜日)から12日(土曜日)の間に3,940枠、3月13日(日曜日)から4月2日(土曜日)の間に7,425枠を追加し、現在約10万4,000人の予約枠を確保しています。集団接種は、総合コミュニティセンターとアイテムえひめのほか、3月から松山競輪場で毎週土曜日、日曜日に1,800人の予約枠を追加しています。愛媛県では、県民文化会館で接種を行っています。できるだけ早い接種にご協力をお願いします。予約状況と3月末に予想される接種率を考慮し、さらに枠を拡大していきます。
 次に、松山市の高齢者施設入所者などへの接種状況は、令和4年2月28日(月曜日)時点で接種対象者14,685人のうち12,285人、約84%が接種を終えています。残りの方は施設などで感染が発生した影響や、接種時期やワクチンに希望がある方などです。対象施設は355で、入居者が個別接種などを受けるサービス付き高齢者向け住宅など60施設を除く295施設のうち8割の236の施設が2月末までに接種が終了し、一部未接種者が残る59施設でも約5割の30施設が3月15日までに接種を見込んでいます。接種が3月となった理由は、59施設のうち32施設が「接種体制などの確保などの準備に時間を要した」こと、16施設が「施設側の希望による」こと、11施設が接種券なしで接種を進めているものの「接種券がそろってから接種する」などが要因です。引き続き関係機関と連携を取りながら、高齢者施設などの接種完了を目指します。松山市では、満12歳になる方や初回接種の方の予約も受け付けています。今後も1人でも多くの方に、できるだけ早く、何よりも安全に安心して接種を受けていただけるよう、これまでの実績を生かし取り組みます。
 以上です。

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