海水利用型遠距離送水システムの放水訓練を実施しました
更新日:2021年5月31日
目的
1 訓練の目的
海水利用型遠距離送水システムとは、50mの落差から水を取水し、約2km先まで送水することができる装置で、コンビナート火災のほか、大規模災害や山火事等、大量の水が必要な災害に威力を発揮します。
今回の訓練は、海水利用型消防水利システムの運用と大規模震災時の危険物火災を想定した活動体制の確立を図ることを目的に実施しました。
2 実施日
令和3年5月17日(月曜日)5月18日(火曜日)
3 実施場所
帝人株式会社 松山事業所北地区 松山市北吉田町77番地
4 参加車両紹介
(1) 海水利用型消防水利システム
ア 大型動力ポンプ付自動車【※通称:送水車】送水能力:毎分約4,500リットル
イ コンテナ付ホース延長車【※通称:延長車】延長能力:約2キロメートル
(2) 大型化学車 放水銃能力:毎分約3,000リットル
(3) 高所放水車 放水銃能力:毎分約3,800リットル
(4) 化学車 放水銃能力:毎分約2,000リットル
(5) タンク車 放水銃能力:毎分約2,000リットル
5 訓練内容
(1) 海水利用型消防水利システムによる送水及びホース延長訓練
(2) コンビナート火災対応車両の取扱い及び放水訓練
送水ポンプ引き出し
送水ポンプを池に投入
延長車によるホース延長
化学車、タンク車から放水
大型化学車から放水
高所放水車から放水
