令和4年度 中央消防署新任者成果訓練(署長査閲)を実施しました
更新日:2023年1月13日
概要
目的
火災現場を想定した中隊活動で小隊間の連携を含む組織的かつ安全、確実、迅速な活動力の構築を図ることを目的とし実施しました。
また、9月末に愛媛県消防学校を卒業し、中央消防署に配属された新任者3名が数カ月の教養訓練で得た知識、技術及び体力の向上成果を確認しました。
日時
・令和4年11月 1日 (火曜日) 10時00分から11時00分まで
中央消防署第2大隊第1・第2中隊
・令和4年12月12日 (月曜日) 13時30分から15時10分まで
中央消防署第1大隊第1中隊
場所
松山市中央消防署
松山市中央消防署訓練棟
訓練内容
令和4年11月1日 中央消防署第2大隊第1・第2中隊
1 火災救助想定訓練
・鉄筋コンクリート造2階建て共同住宅1階から出火、要救助者1名、上階に延焼危険あり
・2階に逃げ遅れ情報あり
令和4年12月12日 中央消防署第1大隊第1中隊
1 火災救助想定訓練(第一想定)
・鉄筋コンクリート造5階建て共同住宅4階から出火、ベランダに要救助者1名、はしご車進入不可
2 火災救助想定訓練(第二想定)
・木造2階建て一般住宅 2階北側ベランダ手振り要救助者1名
・隣接建物(木造3階建て)に延焼拡大、転戦し活動を実施
新任者からのコメント
令和4年度 採用
中央消防署 第1大隊第1中隊消火第2担当 毛利消防士
中央消防署に配属され二か月が経ちました。火災現場では、初動の短い時間でどれだけ動けるかが鍵です。現場で、思い描く活動をするためには、終わりのない訓練にひたすら打ち込むしかないと強く感じました。現場では、連携が重要なので消火第2担当の一員として知識と技術を身につけたいと思います。また、警防訓練指導会・署長査閲では、自分の甘さや未熟さを感じました。反復訓練を行うことで確実に活動の時間は、短くなるので、この時間短縮を目指し今後も訓練を継続します。
中央消防署 第2大隊第1中隊消火第1担当 木村消防士
消防学校を卒業し、中央消防署消火第1担当に配属されましたが、勤務をする上で自分の知識や技術不足なことを実感しました。いつ何が起こるかわからない現場活動では臨機応変に対応しなければなりません。現状では知識も技術も体力も欠けていますので、継続的な反復訓練を重ね、常に自分と向き合い自己研鑽していきます。市民の方々の命を守るためにも熱い気持ちを持ち、一生懸命に汗を流していきたいと思います。
中央消防署 第2大隊第1中隊消火第2担当 小倉消防士
今年春から夢であった消防士となりました。消防学校半年間の初任教育では、日々の訓練に一生懸命取り組んできました。所属配属後、先任者との知識、技術の差を日々感じています。火災は、進行性の災害と言われており一分一秒で結果が左右される場面があります。出動中は不安と焦りで緊張感が絶えませんが、日々の訓練で自信をつけ現場ではプロの消防士として、市民の方々に安心感を与えられるような消防士に一日でも早くなれるよう精進していきます。
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