海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会認定委員長が松山市を表敬し、「海ノ民話のまち」認定証が贈呈されます

更新日:2019年10月17日

発表内容

目的

 「海ノ民話のまちプロジェクト」では、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーと民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにして、次の世代を担う子どもたちへ『海』を語り継いでいます。
 松山市中島の『おたるがした』が今年度「海の民話」に選ばれ、松山市が「海ノ民話のまち」に認定されました。去年、松山市の睦月島の民話『おなべ岩』が認定されました。
 海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会認定委員長 沼田心之介氏が松山市を表敬訪問し、認定証を贈呈します。

日時

令和元年10月24日(木曜日) 13時30分から13時45分

場所

松山市役所 本館3階 市長応接室

次第

1.あいさつ 松山市副市長 梅岡 伸一郎
       海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会 認定委員長 沼田 心之介
2.「海ノ民話のまち」認定証贈呈
3.歓談
4.記念撮影

民話『おたるがした』 (2019年認定)

 中島に伝わる民話のひとつです。地震が起き、津波が村をのみ込みます。長老がいち早く知らせて避難していたため、村人の命は助かりました。しかし、家や畑は被害を受け、村人たちが途方にくれる中、子どもたちが大きな樽を見つけて笑いはじめます。長老が子どもたちに合わせて冗談を言って、村人たちが皆、大声で笑いだし、大声で笑うことで勇気が出ます。その後、豊かな海の恵みを受け、村人は村の再建に励むことができました。その樽があったとされる場所は「おたるがした」と呼んでいます。

民話『おなべ岩』 (2018年認定)

 睦月島に伝わる民話のひとつです。「おなべ」というおばあさんがあるとき海へ行くと大きなタコの足を見つけ、その足を1日1本ずつ食べていき、8日目に最後の足をとろうとしたところ、タコが残った足でおばあさんを海に引きずり込んでしまう話です。その舞台になった睦月島の岩を「おなべ岩」と呼ぶようになりました。

海ノ民話のまちプロジェクト

 海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子どもたちに伝え語り継ぐため日本財団が進めるプロジェクトです。
 このプロジェクトで、民話『おたるがした』をアニメーションにし、地元で上映するほか、民話に関するワークショップが実施されます。

お問い合わせ

坂の上の雲まちづくりチーム
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館6階
課長:向山 昭彦
担当執行リーダー:石川 さおり
電話:089-948-6816
E-mail:sakanoue@city.matsuyama.ehime.jp

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2019年10月

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