特定外来生物「セアカゴケグモ」の繁殖を確認しました

更新日:2019年10月17日

発表内容

概要

松山市内の住宅地で発見されたクモが、特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」で、繁殖しているのを愛媛県が確認しました。
●松山市内での発見は、今回で12例目です。
●セアカゴケグモは、平成7年に大阪府で初めて発見されて以降、西日本を中心に生息域を拡大しています。
●攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。メスは毒を持っており、素手で捕まえたり、触ったりしないよう注意が必要です。
●万が一咬まれた時は、速やかに医療機関に相談してください。
●セアカゴケグモを発見した場合は、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧して速やかに駆除し、愛媛県生物多様性センター(089-931-8757)まで連絡してください。

確認までの経緯

(1)平成30年10月3日(水曜日)に住民から、クモを発見し、殺処分したと愛媛県生物多様性センターに連絡がありました。環境省に確認を依頼し、セアカゴケグモの成体(メス)と同定されたと愛媛県から連絡がありました。
(2)令和元年5月4日(土曜日)に同じ場所で成体(メス)1匹を確認しました。
(3)令和元年7月22日(月曜日)に同じ場所で成体(メス)5匹を確認しました。翌7月23日(火曜日)に現地を調査し、成体(メス)7匹と、オスメス不明1匹を確認し、月1回のモニタリング調査をしています。
(4)令和元年10月17日(木曜日)のモニタリング調査で、セアカゴケグモの成体が14匹発見され、繁殖していることが確認されました。

発見の状況

1.発見場所:帝人今出社宅 (松山市西垣生町2345)
2.クモの状況:セアカゴケグモ14匹 (メス12匹、オス2匹)
3.被害の有無:クモに咬まれた方や、健康被害を訴えている方はいません。

対応状況

1.令和元年10月17日(木曜日)に発見場所とその周辺に、愛媛県がピレスロイド殺虫剤を散布しました。
2.周辺地域住民に松山市環境モデル都市推進課がチラシなどを回覧し、注意喚起を行います。
3.今後、令和元年10月24日(木曜日)午前10時から愛媛県生物多様性センターと松山市がモニタリング調査を実施します。10月中は週1回、その後は発見状況で月1回程度行います。

お問い合わせ

環境モデル都市推進課
〒791-8571 松山市二番町4丁目7-2 別館3階
課長:好光 慎吾
担当執行リーダー:西窪 麻美
電話:089-948-6434
E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

2019年10月

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで