イブキ 1本

更新日:2021年5月6日

「イブキ」について

イブキ

文化財の区分

愛媛県指定天然記念物

指定(登録)年月日

昭和36年3月30日 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 宮内の地蔵堂の境内にイブキの巨木が独立樹としてそびえている。
 このイブキは、根廻り7m、胸高幹周5m、樹高20m、樹齢は700年以上と推定される。枝張りは、直径で東西に12 m、南北に14 m、樹幹はまっすぐに伸び、下部には葉がよく茂り、上部は枯れ枝があたかも白骨の天を突く姿に似て、長い年月を耐えてきた老樹の風格が備わっていた。また、根元には、根廻り3.2m、胸高幹周3.2mのムク(ニレ科の落葉高木)の老木があり、両樹の幹が抱き合って1本の主幹をなし、巨大な数個のこぶを隆々と盛り上がらせている。
 この地区の最も古い木として、また、信仰の対象として古くから大切にされてきたが、近年、下半分ほどの枝葉が衰え、現在では一枝の緑を残すのみとなり、枯死寸前の状態となっている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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