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木造文殊菩薩坐像 1躯

更新日:2012年3月1日

「木造文殊菩薩(もんじゅぼさつ)坐像」について

木造文殊菩薩坐像

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和51年4月16日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市八反地 宗昌寺

解説

 宗昌寺は、元弘元年(1331年)、越智経孝(つねたか)の夫人・宗昌禅尼が創建、大蟲(だいちゅう)宗岑の開山といわれ、現在は黄檗宗の寺である。
 本尊の文殊菩薩坐像は、像高81cm、台座高57.5cm、桧材の寄木造である。衣文(えもん)の複雑な流れなど写実性豊かで、室町時代の作と考えられている。作風にはしっかりとした適確な手法がみられ、鎌倉時代の余風を残す14世紀独特のものである。
 顔面内刳(うちぐり)部に、「願主保意佛師 住持宗岑 法口 康安壬寅 院什」の墨書があり、この坐像は康安2年(1362年)の造立と考えられ、この時代の造像の形式的特徴とよく一致する。また、本体裏には、永享6年(1434年)と文化7年(1810年)に修理銘と思われる墨書がある。
 この像は、同じく宗昌寺にある、愛媛県指定の「木造大蟲禅師倚像」、「石造宝篋印塔」とともに、当時の歴史を知る上で貴重なものである。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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