国津比古命神社楼門 1棟

更新日:2021年4月30日

国津比古命神社(くにつひこのみことじんじゃ)楼門(ろうもん)」について

国津比古命神社楼門

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和28年12月25日 指定(史跡)
昭和32年12月14日 指定替

所在地及び所有者(管理者)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。松山市高田(外部サイト) 国津比古命神社

解説

 この八脚門(楼門)は、慶安2年(1649年)5月15日松山市阿沼美神社に建立されたものを、元禄年間(1688年~1703年)に、この地に移した。 ただし、慶長10年(1605年)、加藤嘉明(よしあき)によって、阿沼美神社に建立されたという説もある。その後、寛政9年(1797年)8月、明治35年(1902年)3月、昭和48年(1973年)12月、平成5年(1995年)3月に修繕されたものである。建築の様式からいえば、一部唐様を取り入れた和様建築で、入母屋(いりもや)造の本瓦葺、柱はいずれも円柱を使っている。 
 虹梁(こうりょう)(社寺建築のときに使われる特別な形や技法をこらした梁)の構造や、蟇股(かえるまた)(桁と桁の間にある支えの下方をむいて蟇の股をひらいたように広がった木)などの彫刻に創建当初の桃山建築や彫刻の雄大で豪華な面影を残している。しかし、入り口の上の虹梁(こうりょう)はあとで改造したことが明らかであり、その他の部分にも後で補修したと思われるところが各部分にみられる。また、蟇股(かえるまた)の内側の動物・植物の彫刻等は三百数十年の風雪を経てぜい弱になっている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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