大壇 1基

更新日:2012年3月1日

大壇(だいだん)」について

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(工芸品)

指定(登録)年月日

昭和40年4月2日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市石手2丁目9-21 石手寺
連絡先:石手寺 (電話番号089-977-0870)

解説

 大壇(だいだん)とは、密教道場の中心に置く基本的な修法壇で、本壇のことをいう。
 この大壇(だいだん)は、総高31.4cm、方130cm、桧材である。
 甲板は3枚板の矧ぎ合わせ、塗装は錆下地に黒漆を塗っている。
 各側面は3区の(かまち)格狭間(こうざま)をつけ、その縁に朱漆を塗った花形を飾り、中に縦連子を置き、その表面には緑青を塗っている。
 この格狭間の刳形は、鎌倉時代特有の優れたものであり、本堂の須弥壇(しゅみだん)の様式とも一致しているので、鎌倉時代末期に製作されたものと推定される。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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