木造 天人面 2面

更新日:2012年3月1日

「木造 天人面(てんにんめん)」について

天人面

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和40年4月2日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市石手2丁目9-21 石手寺
連絡先:石手寺 (電話番号089-977-0870)

解説

 石手寺に伝わる行道面(ぎょうどうめん)は20面あまりあるが、そのうち2面が童子風の天人面である。面裏に鎌倉時代末期の弘安2年(1279年)の年紀とともに「天童」と銘記している。天童は、供養会や来迎会などの法会で聖衆が練り歩く際に、(ばん)や傘蓋をもってそれぞれ先導したり、従ったりする童子と考えられる。
 天童面は髪を左右に振り分け、角髪(みずら)を結う点に特色があるが、この面の場合、さらに頭頂に角状の飾りをつけている。
 この天人面は、2面1組で使用されたと考えられるが、それぞれ表情や顔色を微妙に変えていて興味深い。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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