鍵谷カナの墓

更新日:2021年4月30日

鍵谷(かぎや)カナの墓」について

鍵谷カナの墓

文化財の区分

愛媛県指定記念物(史跡)

指定(登録)年月日

昭和28年2月13日 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 鍵谷カナ(1782年~1864年)は伊予絣の考案者である。カナは天明2年(1782年)温泉郡垣生村今出(西垣生町)の農家に生まれ、小野山藤八に嫁ぎ、当時農家の副業であった伊予結城(伊予縞)という縞木綿の生産に従事していた。カナは藁屋根の葺替えの際、煤竹に縄目の跡があるのにヒントを得て、享和年間(1801年~1804年)に新しい絣模様を織る方法を考案したといわれている。はじめ青草の汁で糸を染め地機で織ったが、のち藍染を採用し、菊屋新助が考案した高機を使用して絣を織り出すことに成功した。この絣は最初その地名によって今出絣とよばれたが、普及するにしたがい伊予絣としてもてはやされ、全国に知られるようになった。カナは元治元年(1864年)に逝去し、墓は長楽寺境内にある。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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