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木造毘沙門天立像 1躯

更新日:2012年3月1日

「木造毘沙門天(びしゃもんてん)立像」について

木造毘沙門天立像

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和37年11月1日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市庄 庄部落

解説

 毘沙門天は護法神の一つで十二天のうちの守護神であり、仏法守護の役割を表わすために武装忿奴(ぶそうふんぬ)の形をとっている。本木像は毘沙門天の一異形で、地天の上に直立し、胴の部分に体に密着した鎧を着用し、三面立ての宝冠(欠損しているが形はよみとることができる)などをつけている。
 なお、この毘沙門天は両手と鼻頭その他に欠損が見られるが、一木彫の身体全体が量感と力の充満した堂々たるものであり突き出した山形の唇、小さなあごなどは明らかに貞観(じょうがん)時代(859年〜877年・平安初期)の彫刻の特性をそなえている。
 木像の相貌(そうぼう)をみると、逆八の字に上がった眉、見開いた両眼、角ばったほお骨と突き出した口などの全体から受ける忿怒表現、堂々たる体格は、1.82mの大きさとは思えない強大な迫力を感じさせる。制作の経過を知る文献資料はないが、古来から部落民信仰の的となっており、庄府寺の境内に建てられたものといわれ今もこの地を庄府屋と呼んでいる。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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