雲門寺厨子 1基、附 神像1躯

更新日:2021年4月30日

雲門寺(うんもんじ)厨子(ずし)」について

雲門寺厨子

文化財の区分

愛媛県指定有形文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和40年12月24日 指定

所在地及び所在地(管理者)

解説

 厨子は総桧材で高さ63cm、桁行60cm、梁間40cmの小型の厨子で全国的にもまれな貴重な存在とされている。内部後方の壁板の銘文によると、元亀2年(1571年)、雲門寺塔頭宝珠院(たっちゅうほうじゅいん)に設けられたもので、沙弥慶秀(しゃみけいしゅう)、大工貞吉の名が記されている。
 純和様の厨子で隅木舟肘木(すみきふなひじき)の構造、木舞(こまい)の化粧、棟の面取りの諸点からみて室町時代の社寺建築の様式に形どったものと見られる。厨子内部には河野通忠の神像(高さ25cm)が安置されている。寺伝によれば当初は地蔵尊を納めていたが、いつのころからか通忠の神像に替ったものであるという。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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