都市整備委員会『駐車場および自転車施策のあり方について』
更新日:2026年2月5日
調査期間
令和6・7年度
テーマ選定の経緯
本市では、人口減少や少子高齢化が進み、中心市街地の活力低下が懸念されるなか、公共交通をはじめ、歩行者や自転車に配慮した「歩いて暮らせるまちづくり」を推進している。ロープウェー通りや花園町通りでは街路空間の再編整備が完了し、現在、松山市駅、JR松山駅周辺で、公共交通の乗継ぎの利便性を向上させ、にぎわいの空間を創り出す拠点整備が進められており、整備に伴い、人や自転車、自動車など交通の流れが変わることが予想される。そうした中で、昨今、町なかにコインパーキングが増えてきているなど、駐車場需要や求められる施策の変化もあることや、自転車が安全に走行するための施策や、放置駐輪をさせない仕組みづくりなどが求められていることから、官民連携で都市の魅力を向上させ、町なかににぎわいを創出することができるよう、今後の駐車場や自転車施策のあり方を検討する必要があるため、当委員会の閉会中の調査研究テーマを「駐車場および自転車施策のあり方について」と決定し、調査研究を進めていくこととなった。
市への主な提言事項
1.駐車場施策
(1)市営中之川地下駐車場の適正な施設計画
周辺の土地利用や費用対効果を検証し、ただ廃止、存続するのではなく、都市計画施設の中の中心市街地活性化のための施設としての利活用の方法を含めて検討すること。
(2)JR松山駅周辺の駐車場計画
JR松山駅周辺の今後の土地活用の全体像を見据えながら、駐車場の規模や必要性について検討し、必要な駐車場の台数を確保するとともに、パークアンドライドなどの利用により、公共交通利用を促し、集中的な交通量の発生を抑制する方策について検討すること。
(3)駐車場附置義務の見直し
使われていない土地を駐車場にすることで、まちの魅力が低下しないように配慮しつつ必要に応じて荷捌き用の駐車スペースなどの緩和を行い、現状に合った設置義務の見直しも検討すること。
2.自転車施策
(1)松山市駅周辺の放置自転車対策
現在増設中の第四別館の駐輪場などに誘導するとともに、自転車の放置を防ぐために適切な放置禁止区域を指定し、警察関係機関等と連携した指導・啓発に取り組むこと。
(2)JR松山駅周辺の駐輪場整備
JR松山駅周辺の今後の土地活用の全体像を見据えながら、駐輪場の規模や必要性について検討し、適切な台数の駐輪場を、利用する人の立場に立って使いやすい場所に配置するとともに、放置禁止区域の変更、及び適切な放置自転車の対策を進めること。
(3)自転車ネットワーク計画の見直し
高校生が通学などで安心して自転車を利用できるように、環状線の外側も含めて自転車の通行環境を見直すこと。
(4)駐輪場の利用促進と利便性向上
誰でも使いやすい駐輪場にするため、他市の事例等を参考にしながら、アプリ等で空き情報が把握できるサービスを検討するなど、サービスの改善に取り組み、駐輪場の利用が進むように工夫をすること。

