環境下水委員会『環境モデル都市まつやまの推進について』
更新日:2016年2月4日
調査期間
平成26年度・27年度
テーマ選定の経緯
本市は、平成25年3月に国から環境モデル都市の選定を受け、持続可能な低炭素社会の構築に向けて新たなスタートを切ったところです。
現在、全国で23都市しか選定されていない環境モデル都市の一員として、本市は、先駆的な取り組みにチャレンジする都市であり続けるため、行政による不断の努力と、市民や事業者などが一体となったオール松山体制での環境モデル都市の構築を図らなければならないものと認識しております。
そこで、当委員会では、閉会中の調査研究テーマを「環境モデル都市まつやまの推進について」とし、本市が直面する重要課題やこれからの環境行政が取り組むべき諸問題に関係する3項目について調査研究を行いました。
市への主な提言事項
下水汚泥等の有効活用について
- セメント原料化、堆肥化、そして消化ガス発電事業等の既存事業の拡充に取り組むこと。
- 新たな下水汚泥等の有効活用策について検討すること。
これからの産業廃棄物処理のあり方について
- 廃棄物処理法が制定されてから今日に至るまでの経緯を踏まえ、本市の不法投棄根絶に向けた取り組みや、産業廃棄物処理業者等への指導状況及びその効果などを含めたこれまでの取り組みを総括すること。
- 産業廃棄物の不適正処理責任の追及ができるよう、監視体制の強化を図る対策を検討すること。
- 警察との連携を図り、産業廃棄物の不適正処理や不法投棄の未然防止、早期発見・拡大防止に努めること。
環境教育の充実について
- 幅広い環境分野を網羅したエコリーダーの派遣及び人材育成に取り組むこと。
- 子ども向けの体験型環境教育の充実に取り組むこと。
- 環境啓発拠点である「まつやまRe・再来館」及び「都市環境学習センター」における講座や展示の充実に努めること。
