坊っちゃん文学賞

更新日:2024年4月23日

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はじめに

「坊っちゃん文学賞」は、市制100周年を機に、近代俳句の父・正岡子規を生み、明治の文豪・夏目漱石の小説『坊っちやん』に描かれた街という、松山市の豊かな文学的土壌を生かして、新しい青春文学の創造と本市の文化的なイメージを高め、全国にPRするため昭和63年に創設し、受賞後も活躍を続ける作家や人気作品を生み出してきました。
これまで「ことばと文学のまち松山」を一緒に育んでくださった市民の皆様や全国の文学ファンの皆様に感謝するとともに、一人でも多くの皆様にご応募いただき、「坊っちゃん文学賞」をより一層大きく育てていきたいと考えていますので、皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。

第21回坊っちゃん文学賞の作品募集

第21回坊っちゃん文学賞(令和6年度)の作品を募集します。
ここはあなたの「文学の入り口」です。
アイデアとそれを生かした印象的な結末のあるショートショート作品の応募をお待ちしています。

募集期間

インターネットでの応募:令和6年5月1日(水曜日)8時30分から9月30日(月曜日)23時59分まで
郵送での応募:令和6年5月1日(水曜日)から9月30日(月曜日)(必着)まで
募集要項、審査員プロフィールなどの詳細は、下記公式ホームページをご覧ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://bocchan-shortshort-matsuyama.jp(外部サイト)
ショートショートは、書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加できるという、文学の間口を広げる力があります。
俳句と同じく短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を「文学の入り口」として、これまで本市が取り組んできた「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信していきます。

第20回坊っちゃん文学賞 感想を受けた受賞者の感想

第20回坊っちゃん文学賞の受賞作品への感想を応募いただき、ありがとうございました。「心が非常にあたたかくなりました」や「終始ワクワクさせられました」、「坊っちゃん文学賞の受賞作品を初めて読みました」など、多くの感想が寄せられました。寄せられた感想を受賞者へお伝えしたところ、「感想を受けた感想」が届きました。

大賞「ライフ・イズ・ア・ムービー」 望月滋斗

たくさんのご感想ありがとうございました。普段、ショートショート(特に『ライフ・イズ・ア・ムービー』のような大胆なアイデアの作品)を書いていると、果たしてこんな現実離れした設定が読者に受け入れてもらえるのだろうか?という不安がよぎり、ついパソコンを打つ手が止まってしまうことがあります。しかし、お寄せいただいた感想文に次々と目を通していく中で、読者はちゃんとついてきてくれるんだということを確信できました。単なる設定の理解にとどまらず、私が意図していた以上の深いものまで読み取っていただけたことが伝わってきて、作者としてこの作品を見つめ直すきっかけをいただけたように思います。それと同時に、これまで私は読者という存在をどこか見くびってしまっていたのだと反省しました。これからは読者を疑って不安がる気持ちは捨て、より大胆なアイデアを堂々と形にしていきたいと思います。

佳作「鯉のぼり」 藤原チコ

今まで、読んでくださった方の声を聞く機会があまりなかったので、(審査員の方々や他の受賞者からのご感想も含め)たくさんの方々からの声をいただけたことは、とても新鮮で、ありがたいことでした。

 意図して描写したことを読み取っていただけるとうれしかったですし、中には自分のイメージを超えた解釈もあり、驚かされもしました。

 読んでくださる方の数だけ人生があり、思いがあるのだということを改めて感じました。

 ショートショート(物語全般にも言えることかもしれませんが)は、読まれることによってより進化・深化していくのだと思います。これからも、読んでくださる方がいることの幸せを忘れず、書き続けていきたいです。

佳作「砂道教室」 尻野ベロ彦

私は1人で黙々と文章を書き、こっそり公募に出すという執筆スタイルのため、普段、読んだ方から感想を伺う機会はほとんどありません。

ですので、今回、多くの方に感想をお寄せいただいたことはとても励みになりました。
本当にありがとうございます。

このような企画を考えてくださった坊っちゃん文学賞事務局の皆様にも大感謝です。

「最後まで一気に読んだ」「ラスト一文で、そうきたか!と思わず唸らされた」といった感想は、多分にリップサービスも含まれるでしょうが、作者冥利に尽きますし、「これからもたくさんの物語を世に出して」「またユーモアのある温かい作品を書いて」といった言葉は、次の執筆に向かう上で、最高の原動力となります。

感想をくださった皆様や「砂道教室」を読んでくださった皆様に、後で「あの1本だけだったな」と言われないよう精進していきたいと思いますので、これからも、たまに”尻野ベロ彦”というふざけた名前を思い出していただけますと幸いです。

佳作「純愛の繭」 たておきちはる

「純愛の繭」という、僕と彼女の狭く小さな世界。そこに私が張り巡らせたささやかな仕掛けや、邂逅を繰り返してなんとか紡ぎ出した言葉。幾重にも意味を織り込んだタイトル。…全ては、皆さんにすっかり暴かれてしまいました。もしかしたら、皆さんはこの世界に、私より深く入り込んでくれたのかもしれません。誰かに読まれ、暴かれて、交わることで物語は初めて完成し、もう一つの世界を生む。当たり前のことだったのかもしれませんが、皆さんから頂いた感想を通して、私は初めて、その意味の末端に微かに触れたような心地で居ます。でも、まだ分からない。もっと触れたい。もっともっと…。これからも私は、か細い腕を懸命に伸ばし、指先の感覚を頼りに、必死に探し続けていくのだと思います。

 感想来ず…も、ひっそり覚悟していました。何度も読み返し、その過程もまさに「ガチャのようだ」と、私の未熟ささえ貪欲に味わって下さった皆さんに深く感謝いたします。

佳作「のどぼとけさま」 望月滋斗

たくさんのご感想ありがとうございました。『のどぼとけさま』は佳作で、大賞を受賞した『ライフ・イズ・ア・ムービー』よりは注目してもらえないのだろうと勝手に思っていたのですが(ここでも読者を見くびっていた)、実際はたくさんの方が大賞作品と同じようにこの作品を愛してくださっていて、中には「のどぼとけさまが一番好きです。」と書いてくださった方までいて、刺さる作品は人それぞれ違うんだなぁと気づかされるとともに大変嬉しい気持ちになりました。さらに、この作品に強く共感してくださったのは、子育て中の親御さんという方が多いような印象を受けました。私自身まだ学生であり、親の手を借りて生きているような未熟者なのですが、このたびは親の顔をもつ読者の心に届く作品が書けたことを誇りに思います。これからもジャンル問わず多方面に届く作品を書いていきたいです。

佳作「ルビぃなヤツら」 まり。

本作品を読んで感想をお寄せくださり、大変感謝しております。
小学生の頃から「読書感想文」が苦手で書けないタイプなのに、さらに「感想文への感想を書く」のは無理だと思ったのですが、なんとか3つ。
1つめ、作者の「狙い」を温かく受入れてもらえました。
「ルビぃ」で、ルビーと言えば指輪、昭和の有名な歌謡曲もあるし、その世界をイメージしながら開くと実際は違うんですけどね、という目論見を、優しい目で見てもらえました。
2つめ、ヒトでは無いモノでも、こんなこと考えているのではないかな。特に小さいプティな(取るに足らない)存在に目を向けることにも、共感してもらえて、とてもうれしかったです。
3つめ、さらに発展・展開。作者の考えていた世界より、大きく広く膨らませて、違う展開を見せてくださり、大変参考になりました。
これからも「プテぃなヤツら」の世界をお見せできるよう頑張りたいです。
どうもありがとうございました。

【募集終了】第20回坊っちゃん文学賞受賞作品の感想を募集します

感想の募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

目的

多くの方に第20回坊っちゃん文学賞を読んでもらい、ショートショート作品に親しむきっかけをつくり、また坊っちゃん文学賞の認知度をさらに高めるため、受賞作品の感想を募集します。
寄せられた感想は、著者の皆さんへ伝えます。感想が著者の励みになります。多くの応募をお待ちしています。

募集期間

令和6年1月25日(木曜日)15時~令和6年2月25日(日曜日)23時59分

応募方法

坊っちゃん文学賞公式サイトの応募フォームから応募してください。
応募された方の中から抽選で、まつやま農林水産物ブランドなどをプレゼントします。
募集要項などの詳細は、下記公式ホームページをご覧ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。坊っちゃん文学賞公式サイト(外部サイト)

第20回坊っちゃん文学賞の受賞作品

大賞

佳作

第20回坊っちゃん文学賞の受賞者が決定しました

令和6年1月25日(木曜日)に第20回坊っちゃん文学賞の結果発表と表彰式を松山市役所で開催し、大賞および佳作作品を表彰しました。8,014作品の応募の中から、大賞には望月滋斗さんの『ライフ・イズ・ア・ムービー』が選ばれました。


大賞を受賞した望月滋斗さん

大賞受賞コメント 望月滋斗さん

素晴らしい賞をいただきありがとうございます。とても自信がある作品なので、ぜひ読んでほしいです。読んでいる間は、つらいこと、悲しいことなどを忘れて、純粋に楽しんでもらえるとうれしいです。
ショートショートは、もっと多くの人に親しまれ、楽しまれて盛り上がっていくコンテンツだと思います。これから人生を懸けてショートショートを書いていきたいです。

審査員総評

審査員長 ショートショート作家 田丸雅智さん

大賞作品はもちろん、全ての作品、本当に心からお薦めなので皆さんに読んでもらいたいです。またこれを機に過去の作品もぜひ、読んでもらいたいです。ショートショートの未来を共に切り開いていく仲間として、これからも書き続けてほしいです。そしてショートショートを広める活動も一緒にしたいです。

審査員 声優・ナレーター 大原さやかさん

ことばを大切にして、きちんと伝わる・届くように、一つ一つ精査して物語を紡いでいるのが、どの作品を読んでも伝わりました。どれも素晴らしい作品で審査もとても楽しく、皆さんの物語の扉をたくさん開けさせていただき、非常に有意義な時間でした。

審査員 映画監督 山戸結希さん

フィクション作品としての物語はもちろん素晴らしく、また受賞者の皆さんのコメントを聞いて、改めて作品に対する信念の集積があって応募されたことがすごく伝わりました。ショートショートへの皆さんの想いが深く実感できる素晴らしい時間でした。

アンバサダー コメント

アンバサダー EXILE/GENERATIONS 白濱亜嵐さん

全部の作品を読みましたが、僕自身、1人の表現者として大きな刺激を受けた作品ばかりです。アンバサダーとして、また一人の表現者として学べるところは学んでいきたいです。またもっと坊っちゃん文学賞を広めていきたいです。

大賞
作品名(よみがな) 筆名(よみがな)
大賞 ライフ・イズ・ア・ムービー
(らいふ・いず・あ・むーびー)
望月滋斗
(もちづきしげと)
佳作
作品名(よみがな) 筆名(よみがな)
佳作 鯉のぼり
(こいのぼり)
藤原チコ
(ふじわらちこ)
佳作 砂道教室
(さどうきょうしつ)
尻野ベロ彦
(しりのべろひこ)
佳作 純愛の繭
(じゅんあいのまゆ)
たておきちはる
佳作 のどぼとけさま 望月滋斗
(もちづきしげと)
佳作 ルビぃなヤツら
(るびぃなやつら)
まり。
二次審査通過作品(大賞・佳作を除く)
作品名 筆名
回転式 國枝陽
影のヒ-ロ- 並十夢
記憶会議 神田 更
死語の世界 遠藤
スイミンッ! 杉野 圭志
ソーイングメッセージ 川田 理香子
空を食む 蒼木緑
ドーナツになったら 慈セレン
葉医者 中谷直樹
ひきこ森 田中鷹彦
マウンティング・カード 大塚遥香
マルチ・マルチ商法 昂機
夢えきすとら 壽原あき
ラシイヌを放つ 中乃森豊

※作品名の五十音順で並んでいます。

第20回坊っちゃん文学賞の応募状況

募集期間

令和5年5月1日(月曜日)~令和5年9月30日(土曜日)

応募総数

  • 作品数:8,014点
  • 応募者数:5,074名

年代別応募作品数内訳

  • 10代以下:1,244
  • 20代:1,608
  • 30代:1,110
  • 40代:1,381
  • 50代:1,067
  • 60代以上:938
  • 無記入などその他:666

応募方法別作品数内訳

  • WEB:6,706
  • 郵送:1,308

表彰式(予定)

  • 日程:令和6年1月25日(木曜日)
  • 会場:松山市役所
  • 参加者:審査員、受賞者ほか
  • 内容:あいさつ、受賞者の発表、コメント、記念撮影ほか

【募集終了】第20回坊っちゃん文学賞の作品募集

作品の募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

第20回坊っちゃん文学賞(令和5年度)の作品を募集します。
ここはあなたの「文学の入り口」です。
アイデアとそれを生かした印象的な結末のあるショートショート作品の応募をお待ちしています。

募集期間

インターネットでの応募:令和5年5月1日(月曜日)8時30分から9月30日(土曜日)23時59分まで
郵送での応募:令和5年5月1日(月曜日)から9月30日(土曜日)(必着)まで
募集要項、審査員プロフィールなどの詳細は、下記公式ホームページをご覧ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://bocchan-shortshort-matsuyama.jp(外部サイト)
ショートショートは、書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加できるという、文学の間口を広げる力があります。
俳句と同じく短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を「文学の入り口」として、これまで本市が取り組んできた「ことばと文学のまち松山」の魅力をさらに広く発信していきます。

【募集終了】「坊っちゃん文学賞 presents 誰でも書けるショートショート講座 in 松山」の参加者を募集します

目的

第20回坊っちゃん文学賞に多くの方から応募いただくため、審査員長の田丸雅智さんを講師に迎え、ショートショートを書く方法を学ぶワークショップを開催します。ワークショップ内で書いた作品はそのまま「坊っちゃん文学賞」に応募できます。
小説を書いたことがない方や作文が苦手な方、また小学生から大人まで気軽に参加できます。

募集期間

令和5年7月10日(月曜日) ~ 令和5年8月10日(木曜日)
※応募フォームからの応募は、令和5年8月10日(木曜日)23時59分までです。
※往復はがきでの応募は、当日消印有効です。

対象

松山市内在住の小学生以上

定員

各回50名 ※応募多数の場合は抽選です。

応募方法

応募フォームまたは往復はがきで、代表者の住所、氏名、年齢、電話番号、あればメールアドレス、参加人数、希望日を記載し、申し込んでください。
申込者全員に結果をメールまたは郵送などでお知らせします。
【応募フォーム】  外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://logoform.jp/form/ARpd/286417(外部サイト)
【往復はがき】 〒790-8571 文化・ことば課「坊っちゃん文学賞」係
※ワークショップへの参加は、坊っちゃん文学賞の作品選考に一切影響はありません。

坊っちゃん文学賞 presents 誰でも書けるショートショート講座 in 松山

【日時】 令和5年9月2日(土曜日) 13時~15時
    令和5年9月3日(日曜日) 13時~15時
    ※両日とも、同じ内容です。
【場所】 松山市総合コミュニティセンター 第1・第2会議室(松山市湊町七丁目5番地)
【講師】 ショートショート作家
     「第20回坊っちゃん文学賞」審査員長 田丸 雅智(たまる まさとも)さん
【内容】 ショートショートの書き方講座と実践、第20回坊っちゃん文学賞の紹介

受賞者の活躍について

・第15回ショートショート部門大賞受賞者の塚田浩司さんの初の単著となる「コイのレシピ」が、2022年10月5日にステキブックスから発売されることとなりました。
・第18回大賞受賞者の椿あやかさんのエッセイが、集英社の「小説すばる8月号」に掲載されました。
・第13回坊っちゃん文学賞佳作受賞者の相川英輔さんの書籍「黄金蝶を追って」が、2023年7月31日に竹書房から発売されることとなりました。受賞作の「日曜日の翌日はいつも」も収録されています。
・第17回・18回・19回坊っちゃん文学賞佳作受賞者の石原三日月さんが、カモガワ奇想短編グランプリにて大賞を受賞、第一回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテストにて優秀作に入選されました。また、エッセイが集英社の「小説すばる12月号」に掲載されました。

著者プロフィール

著者:塚田 浩司
1983年長野県千曲市生まれ。長野県千曲市「柏屋料理店」の7代目当主。「オトナバー」で第15回坊っちゃん文学賞ショートショート部門大賞を受賞。第2回ステキブンゲイ大賞受賞。『5分後に意外な結末』など多くの短編集に作品を寄稿。原作を務めた短編映画「俺の海」がYou Tubeにて公開中。

著者:椿 あやか
東京都出身。神奈川県在住。「月光キネマ」で第18回坊っちゃん文学賞大賞を受賞。現在ショートショートで単著が出せるよう奮闘中。
趣味:読書、お笑い鑑賞、神社仏閣巡り。

著者:相川 英輔
福岡市在住。主な著書は『ハイキング』、『雲を離れた月』、『ハンナのいない10月は』など。複数の短篇が英訳され、海外で高い評価を受けている。第13回坊っちゃん文学賞佳作を受賞。今回刊行される『黄金蝶を追って』には同受賞作「日曜日の翌日はいつも」が収録されている。

著者:石原 三日月
神奈川県在住。坊っちゃん文学賞佳作を三回受賞(第17回「家の家出」・第18回「どっちつかズ」・第19回「メトロポリスの卵」)。「せせらぎの顔」で第1回「幻想と怪奇」ショートショート・コンテスト入選。「窓の海」でカモガワ奇想短編グランプリ大賞受賞。「夢三十夜」「カプセルストーリー」など短編集に作品を寄稿。

第19回坊っちゃん文学賞の受賞作品

大賞

佳作

第18回坊っちゃん文学賞の受賞作品

大賞

佳作

坊っちゃん文学賞を受賞したショートショートの作品集発売

坊っちゃん文学賞を受賞したショートショート作品と受賞者の書き下ろし作品が、『夢三十夜』(学研プラス)に収録されます。

書籍について

【書名】 『夢三十夜』(ゆめさんじゅうや)
【内容】 坊っちゃん文学賞を受賞したショートショート作品
     ショートショート作品受賞者の書き下ろし作品
【規格】 四六判320ページ
【出版社】 株式会社 学研プラス
【定価】 1,100円(税込)
【発売日】 令和3年6月10日(木曜日)

第17回坊っちゃん文学賞の受賞作品

大賞

佳作

第16回坊っちゃん文学賞の受賞作品

大賞

佳作

子規・漱石生誕150年記念 第15回坊っちゃん文学賞 ショートショート部門の受賞作品について

下記のリンク先に受賞作品を公開しています。

第20回までの坊っちゃん文学賞

各回の応募数と大賞
開催年   応募数 大賞作品名 大賞作者 単行本化など
S63~H元 第1回   1,386 『今日もクジラは元気だよ』(改題:キャッチ) 月本  裕 単、電
H2~3 第2回   740 『魚のように』 中脇 初枝 単、文、電
H4~5 第3回   1,057 『土曜日の夜~The Heart of Saturday Night』 光山 明美 単、電
        『ノスタルジア』 巌谷 藍水
H6~7 第4回   1,164 『がんばっていきまっしょい』 敷村 良子 単、文、電
H8~9 第5回   1,037 『映写機カタカタ』 大武 完
H10~11 第6回   910 『マジックドラゴン』 長屋  潤
H12~13 第7回   811 『富士川』 鬼丸 智彦
        『卵の緒』 瀬尾 まいこ 単、文、電
H14~15 第8回   1,008 『三度目の正直』 浅井  柑 単、電
H16~17 第9回   1,067 『ゆくとし くるとし』 大沼 紀子 単、電
H18~19 第10回   1,048 『タロウの鉗子』(改題:はさんではさんで) 甘木 つゆこ 単、電
H20~21 第11回   1,138 『右手左手、左手右手』 ふじくわ 綾
        『なれない』 村崎 えん
H22~23 第12回   1,057 『桃と灰色』 真枝 志保
H24~25 第13回   1,060 『キラキラハシル』 桐 りんご
H26~27 第14回   911 『名もない花なんてものはない』 卯月 イツカ
H28~29 第15回 小説 854 『ルカの麒麟』 鈴川 紗以 単、電
    ショートショート 1,087 『オトナバー』 塚田 浩司
R元 第16回   5,628 『羽釜』 高野 ユタ
R2 第17回   9,318 『ドリームダイバー』 山猫軒従業員・黒猫
R3 第18回   6,952 『月光キネマ』 椿 あやか
R4 第19回   7,026 『ジャイアントキリン群』 そるとばたあ
R5 第20回   8,014 『ライフ・イズ・ア・ムービー』 望月滋斗

※一部の作者については、本人の希望により現在の筆名で記載しています
※単・・・単行本化、文・・・文庫化、電・・・電子書籍化

  • 平成元(1989)年の市制100周年を記念して、昭和63(1988)年から、斬新な作風の青春文学小説の募集を開始しました。全国の多くの市が市制100周年を迎え、記念事業として文学賞を開催する中で、「坊っちゃん文学賞」は自治体文学賞の先駆けとなりました。
  • 審査員は椎名誠氏(審査員長)、早坂暁氏、景山民夫氏、中沢新一氏、高橋源一郎氏の5名で開始しました。平成10(1998)年に景山氏、平成29(2017)年に早坂氏が御逝去されました。
  • 18回・34年にわたって継続し、第4回大賞の「がんばっていきまっしょい」のように映画化やテレビドラマ化される作品も生まれるなど、新人作家の登竜門ともなり、「ことばと文学のまち松山」を代表する取り組みの一つです。平成31(2019)年には第7回大賞の瀬尾まいこさんが『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞されました。
  • 第15回までは2ヵ年事業として実施し、初年度は募集、翌年度は審査・発表を行いました。第16回からはショートショートの文学賞としてリニューアルし、毎年実施しています。
  • 第15回から第17回受賞のショートショート作品を収録した書籍『夢三十夜』が令和3年6月に出版されました。

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お問い合わせ

文化・ことば課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館5階

電話:089-948-6634

E-mail:bunkakotoba@city.matsuyama.ehime.jp

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