ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の定期予防接種(HPVワクチン)
更新日:2026年4月1日
「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症」とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
【厚生労働省ホームページ】
「ヒトパピローマウイルス感染症とは」(外部サイト)
「子宮頸 がん」とは
「子宮
日本では、毎年約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年約2,900人の女性が亡くなっています。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種することで、HPV感染及び子宮頸がんの前がん病変の予防する効果が示されています。ただし、ワクチンの接種により完全に子宮頸がんの発症を予防できるわけではないので、ワクチン接種に加え、早期発見のために子宮頸がん検診を定期的に受診することが重要です。
※HPVワクチンの予防接種は、平成25年4月から定期接種になりました。その後、平成25年6月14日付の厚生労働省通知により、積極的な勧奨を差し控えていましたが、 令和3年11月26日付の厚生労働省通知で、HPVワクチンの個別勧奨が再開されることになりました。
【厚生労働省ホームページ】
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部サイト)
HPVワクチン定期接種化からこれまでの流れ(PDF:429KB)
定期予防接種について
対象者
松山市に住民登録のある、小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子
※標準的な接種年齢:中学1年生相当年齢
接種回数と接種間隔
2回または3回
15歳までに1回目の接種を行えば、2回で接種を完了することができます。2回接種の有効性は、3回接種と比較して同等であるとされています。
2回接種の場合(15歳までに1回目の接種が必要)
1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。標準的には、1回目から6月あけて2回目を接種します。
3回接種の場合
1回目の接種から1月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、2回目から3カ月以上あけて3回目を接種します。標準的には1回目の接種から2月の間隔をあけて2回目を接種した後、1回目から6月あけて3回目を接種します。

※1 1回目と2回目の接種は少なくとも5カ月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
接種費用
無料
- 対象年齢外の方や規定回数(最大3回。自費で接種した回数を含む。)を超えて接種された方は全額自己負担になります。ご注意ください。
- 過去の接種歴を母子健康手帳や接種済証等で十分ご確認 ください。
母子健康手帳等を紛失し、接種歴が不明な場合は、下記「お問い合わせ先(松山市保健予防課)」へご連絡ください。
なお、「過去に別の市町村に住民登録をしていたとき」に接種した場合は、松山市では全ての接種歴を確認することはできません。
「過去に住民登録をしていた市町村」へ確認していただく必要があります。ご了承ください。
使用するワクチン
令和8年4月1日から、定期予防接種で受けられるHPVワクチンは、9価ワクチン(シルガード9)です。
HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める7種類のHPVの感染を予防することができます。
副反応について
ワクチンの接種を受けた後に、接種を受けた部位の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。
まれにですが、重い症状が起こることがあります。重い症状の報告頻度は、接種した人1万人あたり2人~5人です。
接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐに予防接種を受けた医療機関の医師にご相談ください。
| 発生頻度 | 症状 |
|---|---|
| 50%以上 | 疼痛※ |
| 10~50%未満 | 腫脹※、紅斑※、頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感※、発熱、疲労、内出血など |
| 1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血※、血腫※、倦怠感、硬結※など |
| 頻度不明 | 感覚麻痺、失神、四肢痛など |
※接種した部位の症状
予防接種の受け方
接種実施医療機関に予約をし、体調の良い時に接種を受けてください。
※松山市外(愛媛県内)で受けられる方は、下記の問合せ先まで、事前にご連絡ください。
※愛媛県外の医療機関で定期予防接種を受ける場合は、原則、事前に手続が必要です。
愛媛県外の医療機関で定期予防接種を受ける場合の手続きの詳細は、こちらのページをご確認ください。
松山市の定期接種の実施医療機関一覧
「松山市の定期接種の接種実施医療機関一覧」については、こちらのページをご確認ください。
※ 一覧中、「ヒトパピローマの欄」に「○」の付いている医療機関で接種を実施しています。
HPVワクチン「土・日・祝日・夜間接種状況一覧」
「土・日・祝日・夜間にHPVワクチン接種を実施している医療機関の一覧」(PDF:191KB)
- 作成時点の情報のため、実際の接種状況とは異なることがあります。実際の接種状況については、必ず医療機関へ確認してください。
- この一覧に掲載されていないHPVワクチン接種実施医療機関については、上記「松山市の接種実施医療機関一覧」をご確認ください。
予防接種に持っていくもの
- 母子健康手帳
- マイナンバーカードなどの本人確認ができるもの(氏名、生年月日、住所を確認します。)
※予診票等は、医療機関にあります。
【厚生労働省リーフレット】
愛媛県外で予防接種を希望される方の「手続き」
進学等の理由により、愛媛県外の医療機関で定期予防接種を希望する場合は、 原則事前に申請が必要です。
愛媛県外の医療機関で定期予防接種を受ける場合の手続きの詳細は、こちらのページをご確認ください。
HPVワクチン「接種後」の体調変化があった場合
(「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)」 厚生労働省作成リーフレットより)
【愛媛県庁ホームページ】
HPVワクチンの接種後に生じた症状について、患者へより身近な地域において適切な診療を提供するため、各都道府県において協力医療機関が選定されています。
「子宮頸がん予防ワクチンについて」の愛媛県ホームページは、こちらをご確認ください。(外部サイト)
上記ホームページには、以下のとおり、「協力医療機関」や「相談窓口」についての内容が掲載されています。- 「協力医療機関」について
愛媛県の「協力医療機関やその受診手順」等が記載されています。
「子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」(愛媛県ホームページ)の該当部分は、こちらをご確認ください。(外部サイト) - 「相談窓口」について
愛媛県の「相談窓口」の情報が掲載されています。
「子宮頸がん予防ワクチンの接種後に症状が生じた方に対する相談窓口の設置について」(愛媛県ホームページ)の該当部分は、こちらをご確認ください。(外部サイト)
- 「協力医療機関」について
【厚生労働省ホームページ】
予防接種健康被害救済制度について
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。
(厚生労働大臣の認定にあたっては、第三者により構成される疾病・障害認定審査会により、因果関係に係る審査が行われます。)
下記の厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度」をご確認のうえ、申請に必要となる手続き等については、「接種時に住民票のあった市町村」へご相談ください。
(申請によっては、申請期限がありますので、必ずご確認ください。)
厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度」については、こちらをご確認ください。(外部リンク)
松山市のHPVワクチン接種状況
| 年度 | 令和2年度 |
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 対象者数 | 2,292人 | 2,298人 | 2,301人 | 2,204人 | 2,267人 | |
1回目 |
接種者数 |
432人 | 736人 | 980人 | 1,434人 | 2,181人 |
実施率 |
18.8% | 32.0% | 42.6% | 65.1% | 96.2% | |
2回目 |
接種者数 |
342人 | 702人 | 921人 | 910人 | 1,748人 |
実施率 |
14.9% | 30.5% | 40.0% | 41.3% | 77.1% | |
3回目 |
接種者数 |
230人 | 576人 | 701人 | 640人 | 683人 |
実施率 |
10.0% | 25.1% | 30.5% | 29.0% | 30.1% | |
※ 接種報告の追加などによって、数値が変動する場合があります。
※ 厚生労働省の算出方法に基づき算定しています。
※ 接種するワクチンや年齢によって、2回目で接種が完了する場合があります。
- 対象者数:
標準的な接種年齢期間(13歳となる日の属する年度)の総人口 - 接種者数:
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子で接種した者の数 - 実施率:
接種者数/対象者数
松山市の「令和6年度_HPVワクチン接種状況」の「詳細」(PDF:55KB)
※ 接種報告の追加などによって、数値が変動する場合があります。
任意接種について
上記「(定期接種の)接種対象者」ではない方が、「任意接種(予防接種法に基づく定期接種以外にワクチンを接種すること) 」を希望される場合は、必ず、事前に医療機関へ連絡し、任意接種について確認してから、医療機関へ行ってください。
予約等が必要です。お日にちに余裕をもって、連絡やスケジュール等を組んでください。
厚生労働省の「ホームページ・リーフレット」、松山市の関連ページ
厚生労働省のホームページ
「HPV感染症、子宮頸がん、HPVワクチン」に関係する厚生労働省のホームページ
「9価HPVワクチン」に関係する厚生労働省のホームページ
「HPVワクチンのQ&A」に関係する厚生労働省のホームページ
「リーフレット」に関係する厚生労働省のホームページ
『接種後に生じた症状の診療に係る「協力医療機関」』に関係する厚生労働省ホームページ
『接種後に症状が生じた方に対する「相談窓口」』に関係する厚生労働省ホームページ
厚生労働省リーフレット
「定期接種」について(厚生労働省作成)
「接種後」について(厚生労働省作成)
「医療従事者の方向けのリーフレットなど」(厚生労働省作成)
松山市の関連ページ
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お問い合わせ
保健予防課 予防接種担当
〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30番地5 松山市保健所1階
電話:089-911-1858 FAX:089-923-6062
E-mail:hokenyobou@city.matsuyama.ehime.jp

