狂犬病の予防接種(任意接種)
更新日:2023年8月29日
狂犬病の予防接種は任意接種のため、接種を希望する方は、全額自己負担となります。
狂犬病とは
狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれたり引っかかれたりすることで感染します。狂犬病ウイルスは、感染した動物の唾液中に大量に含まれています。
感染から発症までの潜伏期間は平均1~3か月程度で、発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感などから始まり、不安感、恐水及び恐風症状、興奮、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状が現れ、最終的には昏睡状態から呼吸停止し、死に至ります。発病するとほぼ100%死に至る予後不良な疾患です。
対象者、接種回数
全年齢の方
【暴露前(3回)】
1回目接種後、7、21(または28)日後
【暴露後(6回)】
1回目接種後、3、7、14、30、90日後
※暴露前にワクチンを接種していた場合でも、狂犬病発生地域で犬などに咬まれた場合には暴露後のワクチン接種が必要です。
ワクチンの特徴や副反応
海外へ渡航するときには、その国の発生状況や生活様式などを考慮し、予防接種の適応を判断します。
副反応としては、発熱や接種局所の発赤、腫れ、疼痛などを認めることがありますが、概ね程度は重篤ではなく、一過性のものです。
また、ゼラチンアレルギーの報告があります。
接種を希望される場合
医師とご相談の上、接種してください。
接種料金は全額自己負担となります。接種する医療機関にお尋ねください。
お問い合わせ
保健予防課
〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所 1階
電話:089-911-1858