日本脳炎の定期予防接種

更新日:2021年4月19日

日本脳炎ワクチンの供給不足について

令和3年度は、全国的に日本脳炎ワクチンが不足する見込みです。

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日本脳炎とは

 日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7~10日の潜伏期間のあと、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。ヒトからヒトへの感染はありません。
 感染者のうち100~1,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20~40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。

定期予防接種の対象年齢(期間)

  • 1期:生後6か月から90か月になる日の前日まで
  • 2期:9歳から13歳の誕生日の前日まで
定期予防接種スケジュール
接種期 標準接種年齢 接種間隔
1期 初回 3歳 6日以上(標準的には28日まで)の間隔をおいて2回接種
追加 4歳 1期初回終了後、6か月以上(標準的にはおおむね1年)経過した時期に1回接種

2期

9歳

1期追加接種後、おおむね5年の間隔をおいて1回接種

日本脳炎の定期予防接種の対象者の拡充について

 平成17年5月30日から平成22年3月31日までの日本脳炎予防接種の積極的な勧奨の差し控えにより、接種を受ける機会を逸した平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方は、その不足分を6日以上の間隔をおいて(一度も接種していない方は標準の接種間隔のとおり)20歳の誕生日の前日まで接種できます。また、平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれの方は、その不足分を6日以上の間隔をおいて(一度も接種していない方は標準の接種間隔のとおり)2期年齢(9歳~13歳の誕生日の前日まで)の間で接種できます。=「特例対象者」

特例対象者となっている13歳以上20歳未満のお子さんの保護者の方へ

 これまで、お子さんの予防接種の実施にあたっては、保護者の同伴が必要となっていましたが、特例対象者のうち、13歳以上の方への日本脳炎予防接種については、保護者が予防接種手帳の説明などを読み、理解し、納得してお子さんに予防接種を受けさせることを希望する場合に、同意書に保護者が自ら署名し、日本脳炎予防接種予診票といっしょに接種の際に提出することによって、保護者が同伴しなくてもお子さんは予防接種を受けることができるようになりました。
 予診票に署名するにあたっては、接種させることを判断する際に、疑問等があれば、あらかじめ、かかりつけ医や松山市保健所(911-1858)に確認して、十分納得したうえで、接種させることを決めてください。

日本脳炎予防接種の実施方法

日本脳炎を予防するために蚊に刺されないようにしましょう

 日本脳炎は、ブタなどの中で増えたウイルスが蚊によって媒介されて感染する病気です。蚊の多い場所に出かける時には、長袖、長ズボンを身に付けたり、防虫スプレーを使用するなどして、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊に刺されないように注意しましょう。

参考

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お問い合わせ

保健予防課 予防接種担当
〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30番地5 松山市保健所1階
電話:089-911-1858  FAX:089-923-6062
E-mail:hokenyobou@city.matsuyama.ehime.jp

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