松山城跡
更新日:2021年5月6日
「松山城跡 」について
文化財の区分
国指定史跡
指定(登録)年月日
昭和27年3月29日 指定
所在地及び所有者(管理者)
松山市堀之内及び丸之内(外部サイト) 松山市
連絡先:松山市公園緑地課(電話番号089-948-6546)
解説
松山城は、標高132m、周囲約4kmの独立丘陵勝山を中心に築かれた平山城である。慶長7年(1602年)、伊予正木(松前)城主加藤嘉明が20万石の居城として築城に着工し、嘉明が会津若松へ転封後の寛永4年(1627年)、第2代城主蒲生忠知によって完成されたと伝えられる。
築城にあたっては、南北2つの山頂を切りならして地形を造り、現在の天守を中心とする本丸を築き、つぎに西南山腹に二之丸を中心とした地域を仕切り、さらに、西麓の平地を三之丸として外周に濠をめぐらせている。
明治5年(1872年)、政府への報告によると、創建当初の松山城の総面積は「26町2畝16歩」(約25.8ha)と推定される。
現在、史跡に指定されているのは、本丸、二之丸、三之丸跡を中心とする地域で、本丸跡には天守をはじめとする21棟の建造物が国の重要文化財に指定されている。
お問い合わせ
文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
