松山市の温暖化対策
更新日:2021年6月25日
地球温暖化とは
私たちは、電気やガソリンなどの化石燃料からつくったエネルギーを使って、便利で快適な生活をしています。
これらのエネルギーは、二酸化炭素などの“温室効果ガス”を大量に排出します。
“温室効果ガス”には、太陽からの熱を吸収し、逃がさないようにして私たち生物が過ごしやすい気温に保つ働きがあります。
しかし、大気中に温室効果ガスが増えすぎることによって、地球の温度が昔に比べて上がってきているのです。
これを「地球温暖化」と言います。
松山市の気温の変化 参考:気象庁データ
松山市の気温は?
地球の温室効果ガスは増え続け、それに伴って地球の平均気温も高くなっています。
右のグラフは、松山市の平均気温です。松山市の気温も、上がっていることがわかります。
地球温暖化が進むとどうなるの?
地球温暖化が進むと、気温上昇による猛暑や豪雨といった異常気象の増加など様々な気候変動が生じ、ウイルスや細菌類による熱帯性感染症の増加や農作物への被害など生命の存続への影響が心配されています。
地球温暖化の解決策
このまま温暖化対策を何もしなければ、2100年には平均気温が4℃上昇すると言われています。2℃の上昇でも、最高気温が30℃以上である真夏日が増加したり、世界で最大30%の動植物が絶滅に瀕したりするなど生命に大きな影響を及ぼし、気温が上がるほどその影響は大きくなります。
世界の対策
2015年、気候変動に係る国際的枠組みである「パリ協定」が採択され、
- 世界の平均気温上昇を、産業革命前と比較して2℃未満にすること
- 今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること
が決定しました。
国の対策
これを踏まえて国は、国内の温室効果ガスの排出量を2030年までに2013年度比で46%削減し、2050年にカーボンニュートラル(実質排出ゼロ)を実現するという目標を掲げました。
市の対策
気温上昇を最小限抑えるためには、私たちの生活や事業活動による温室効果ガスの排出量と植物などが吸収する削減量を差し引きでゼロとする必要があります。
本市は、2050年までに市域の温室効果ガス排出実質ゼロ社会を目指す目標を掲げた計画を策定し、温室効果ガス削減に向けて、様々な取り組みを行っています。
温暖化対策関連の各種計画
松山市では、法律に基づき以下の計画を策定しています。
- 市域の中期的な温室効果ガス排出削減目標を設定し、達成に向けた取組方針や基本施策を示した計画(松山市環境モデル都市行動計画)
- 市役所内の事務や事業などで発生する温室効果ガスを削減するための計画(第5期 松山市役所温暖化対策実行計画)
お問い合わせ
環境モデル都市推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館3階
電話:089-948-6459
