ミニ環境フォーラムを実施しています

更新日:2024年4月1日

近年、地球温暖化対策や自然環境保全といった様々な環境課題がニュースとして取り上げられています。
そこで、松山市では、皆さんの生活に身近な環境課題について、気軽に学べる講演会を定期的に開催しています。
参加費無料ですのでお気軽にご参加ください。

開催報告

第15回「青春とともにすすめ!まち美化」

ミニ環境フォーラムとしては初めて高校生が主役となり、ブース出展や活動発表など様々な催しを行いました。
また、講師を招いた海ごみ講演会や、新たに一般公募した「ポイ捨て禁止看板」の新デザインお披露目および表彰式を行いました。

  • 日時 令和5年2月5日(日曜日) 14:00~17:00
  • 場所 松山市青少年センター
  • 参加者 約70名(出展者含む)
  • 内容

  第1部 ポイ捨て禁止看板新デザインお披露目&表彰式
  第2部 講演会「ウミガメを救うために」
     講師:(一社)E.Cオーシャンズ 岩田 功次(いわた こうじ)氏
  第3部 高校生美化活動発表会(新田高校、松山北高校、愛媛大学附属高校)
  第4部 お楽しみ★環境クイズ大会(高校生限定)

【参加者の感想】

  • E.Cオーシャンズの岩田さんの話では、とてもたくさんのゴミが海岸に流れ着いていて、何日も泊まり込みなどで清掃活動をしていると聞き驚いた。
  • 他校の生徒と話して情報交換ができて、より幅広い視点からSDGsについて考えて行動していく必要があると思った。
  • 同じ環境問題に立ち向かう高校生が松山にこんなにいるとは思わなかったので、交流機会としても知る機会としてもとても良かった。
  • 同世代の高校生がそれぞれ環境のために自分ができることを実行していて、もっと私や私たちができることが無いかを考えるきっかけになった。

第14回「いのちをいただくこと」

日時 令和4年10月1日(土曜日) 13:30~14:30
場所 松山市一番町三丁目1-1 松山三越地下1階 THE CENTRAL MARKET内
THE CENTRAL KITCHEN by sanwacompany 
 (運営協力:THE CENTRAL MARKET)
講師 (株)ゆうぼく 代表取締役 岡崎 晋也 氏
 畜産から食肉加工、レストランまでの6次産業分野やDX分野で注目の若手経営者。市内店舗「ゆうぼくNOMADIC」は松山市「3010運動」協賛店。
参加者 12名

テーマは食品ロス削減。生産者の視点から地産地消や食べ物を無駄にしない取り組みに関して講演していただきました。
【参加者の感想】
・生産者の視点から話を聞くことで、出荷する際に自信と誇りを持って素晴らしい状態で送りだしていることを知り、今まで以上に食べものを大切に残さず食べることを意識したいと思った。
・畜産業が環境問題とこんなに密接に関わっていることを初めて知った。今後、肉を買うときには値段だけではなく、環境に配慮しているかどうかなども選択肢に含めたい。
・とても分かりやすく、内容も充実していた。普段何気なく口にしている牛肉について、生産者が抱く思いを肌で感じることができ、残さず食べることが供養であり、エコであることを改めて再認識した。
・価格だけで商品の良し悪しを判断するのではなく、そこに込められた思いを知ろうと関心を持つことが、私たち消費者がこれから努めていかなければならないことだと思う。


第13回「りっくるオンラインツアー」

日時:令和4年8月16日(火曜日) 10:00~11:00
配信場所:松山市空港通1丁目1-32 まつやまRe・再来館
講師:松山市エコリーダー 大野 アケミ氏
参加者:12名


今回のミニ環境フォーラムは、ご家庭から気軽に参加できるオンライン形式で行い、まつやまRe・再来館(愛称・りっくる)からリアルタイム配信しました。
参加者は、昨年度末に大幅リニューアルした「りっくる」の展示を中心に施設紹介を聞きながら、随所で出題される環境クイズに参加するなどして楽しみながら、環境のことについて理解を深めました。
また、後半は身近にあるハンカチやふろしきなどを使って、環境にやさしい「ふろしき包み」を体験しました。講師の指導のもと、当課で受け入れたインターンシップ生と一緒に、ティッシュ箱やびん等のふろしき包みに挑戦しました。

参加者は、環境啓発施設である「りっくる」のオンライン見学や体験学習を通して、環境に優しい行動について考えるヒントを得ていました。

第12回「プラスチックの海と生きもの」

日時:令和4年6月4日(土曜日) 13時30分~14時50分
場所:松山市空港通1丁目1-32 まつやまRe・再来館 北棟
講師:愛媛大学沿岸環境科学研究センター(CMES) 
   准教授 野見山 桂(のみやま けい)氏
参加者:40名

人間の生活に欠かせない存在であるプラスチックですが、4割以上が一度使われただけで捨てられていて、年間約800万トン以上が海へ流れ出ると言われ、地球を脅かす存在となっています。参加者は、プラスチックを誤飲した生きものの痛ましい写真を見ながら、プラスチック使用量の削減の必要性について理解を深めました。講演終了後も講師への質問が相次ぐなど関心を高め「自分たちが何をすべきか」を改めて考えるきっかけになりました。
また、会場の外では、海岸生物(ハマダンゴムシ等)や希少種(コガタノゲンゴロウ)などの実物展示がありました(協力:まつやま自然ネットワーク)

【参加者の感想】

  • プラスチック問題がこんなに深刻で奥深いと思っていなかった。すぐにでも何らかの行動を起こさないといけないと感じた。普段から海岸清掃をしているが、何のためにしているのかを再認識することができた。
  • 今日はとても勉強になった。これから自分の家でできることには積極的に取り組みたいし、もっと仲間を増やしてできることを広げていきたい。今日の講演会で会った参加者から海岸清掃をすると聞いたので、一緒に参加してみようと思う。

第11回「身近な生きものの問題―それって外来種?」

日時:令和4年3月27日(日曜日) 10時30分~11時30分
場所:松山市空港通1丁目1-32 まつやまRe・再来館 北棟 研修室1・2
講師:愛媛大学ミュージアム 准教授 吉富 博之(よしとみ ひろゆき)氏
参加者:23名

身近な外来種(アメリカザリガニ、シロツメクサほか)や特定外来種(アライグマやヒアリほか)写真を交えてわかりやすくお話いただきました。またイエネコ(猫)は、様々な生きものを捕獲し生態系に影響を与えてしまうため、家の中だけで飼育することが望ましいと学びました。さらに「日本から世界へ出て迷惑をかけている外来種」として、ワカメ(世界でワカメを食する国は少ない)、マメコガネ、イタドリ、ナミテントウが紹介されました。
最後に、講師から参加者へ「外で遊び、自然に関心を持つことが大切」とのメッセージをいただきました。
また、会場の外では、外来種や希少種などの実物やパネルの展示がありました(協力:まつやま自然ネットワーク、日本野鳥の会愛媛)

【参加者の感想】

  • ミニ環境フォーラムでは普段聞くことのできない貴重なお話を聞くことができました。身近に危険な外来種が生息していたり、ネコやワカメが駆除の対象になったりと、知らないことばかりでした。こういったことを知るためにも、自ら自然と触れ合っていきたいと思いました。
  • 日本の生物が海外で侵略的外来種として悪影響を及ぼしていることを初めて知りました。また身近な生物である猫が野生化したノネコが、他の小動物にとっての脅威的な存在となっていることを知り驚きました。
  • 身近な生き物の意外な一面を知ることができ、勉強になりました。生物の話1つ1つに興味を持てて、とても楽しかったです。また、外来種の問題は、放置すると大変なことになると思いました。

第10回(オンライン)「海ごみを集める船のおしごと」

【日時】 令和3年11月20日(土曜日) 10時~11時
【配信場所】 四国地方整備局 松山港湾・空港整備事務所
【講師】 松山港湾・空港整備事務所 職員
【参加者】約70名

 海洋環境整備船「いしづち」での海ごみ回収映像をはじめ、日頃の業務紹介や普段は見ることのできない港湾業務艇「くるしま」での海上パトロール映像など、私たちの身近な松山港近海の海洋ごみの現状をオンラインで伝えました。 
 また、事前に参加者の皆さんから寄せられた質問にクイズを交えながら答えるコーナーもあり、海洋ごみについて楽しく学んでもらいました。

【参加者の感想】

  • 「くるしま」の映像は臨場感があり、面白かったです。
  • 今後ボランティア清掃などに取り組み、ふるさとの綺麗な海を守っていく活動への良いきっかけとなりました。
  • 海から遠い場所でもオンライン開催だったら気軽に参加できるので、ぜひまたやってほしいです。
  • このフォーラムで初めて海のごみを回収する船の仕事があることを知り、海ごみに対する意識も変わりました。
  • 海の環境に対して意識が変わる良い学びの場になりました。知ること、そして行動することの大切さを親子で学べる良い機会になりました。

第9回「ようこそ!野鳥ワールド」

【日時】 令和3年2月27日(土曜日)、28日(日曜日) 13時30分~16時00分
【場所】 松山 総合公園管理棟
【演題】 「松山のピンチな鳥たち-やるぞ、コアジサシを守る取組-」
【講師】 日本野鳥の会愛媛 代表 松田 久司(まつだ ひさし)氏
【ワークショップ指導】 日本野鳥の会愛媛 脇 啓人(わき けいと)氏
【参加者】約100名(講演:19名、ワークショップ80名程度)

 まつやまレッドデータブック2012で絶滅危惧に分類されている鳥類の紹介や、コアジサシ(絶滅危惧IB)を守る取り組みについての講演を行いました。また、日本野鳥の会愛媛協力のもと、ワークショップ(コアジサシ模型の色付け体験)やパネル展示を行い、愛媛県生物多様性センター主催「カエル類の調査手法研修会」も同時開催しました。
今回のワークショップで色付けした模型は、コアジサシ繁殖誘致のため、後日松山衛生ecoセンター(北吉田)に設置します。

【参加者の感想】
●ワークショップでは大変貴重な体験をさせて頂き、感動しています。コアジサシが飛来してくれることを祈っています。
●鳥が好きなので、鳥と関われるイベントに参加できて良かったです。私たちが作成した模型でコアジサシが来てくれるといいなと思います。

第8回「人気和食レストランの 食べきりレシピで NO食品ロス」

日時 令和2年12月15日(火曜日)
講師 「Japanese Dining にの」代表 二宮 勇人 (にのみや はやと) 氏
個人飲食店では日本で初めて、全国10店目のエコマーク認定を得た「エコレストラン」を経営する。地産地消、食品ロス削減、省エネなどエコな取組を実践している。松山市「3010運動」協賛店。
    

第7回「地球のための賢い選択」(人と環境にやさしい家づくり、温暖化対策)

日時 令和元年10月26日(土曜日)、27日(日曜日)

パネルディスカッション
  新日本建設株式会社 村上 敦 氏
  株式会社LIXIL 大西 雅典 氏
  松山市 環境モデル都市推進課 伊藤 智祥
  松山市 環境モデル都市推進課 毛利 太郎

令和元年度 第6回「SDGsと私たちのアクション~プラスチックスマート~」

日時 令和元年5月10日(金曜日)
講師 環境省四国環境パートナーシップオフィス 愛媛デスク 黒河 由佳 氏

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お問い合わせ

まつやまRe・再来館(りっくる)

〒790-0054 松山市空港通一丁目1-32

電話:089-968-7153

E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp

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