令和4年度「りっくるエコキッズ」活動報告

更新日:2024年4月1日

りっくるエコキッズとは

 本市の環境啓発施設「新規ウインドウで開きます。まつやまRe・再来館(以下 りっくる)」で募集して集まった15名程度のメンバーで、約半年間月1回程度の体験学習を通じて環境保全について考える活動をしています。
 今年度は「食品ロスとSDGs」をテーマに、食べ残しなど、まだ食べられるのに、捨てられてしまう食品である食品ロスについて考えました。学習会や生ごみのリサイクル工場見学などを通して、食品ロス削減のために自分たちができることについて学びました。 
 活動の集大成として、まつやま環境フェアでの学習発表会や、新規ウインドウで開きます。エコフレンドシップ協定を結んでいるフライブルク市エコステーションとの交流および学習発表会を実施しました。

活動報告

日時・活動内容
実施回 時期 内容
第1回目

5月22日(月曜日)

「食品ロス」と「SDGs」について学習
第2回目

6月26日(日曜日)

「消費期限と賞味期限」、「腐敗と発酵」について学習
第3回目

7月24日(日曜日)

タマネギの絞り染め体験

第4回目

8月26日(金曜日)

生ごみ探検・見学ツアー(スーパーや給食等の食品残渣のリサイクル工場を見学)

第5回目

9月26日(月曜日)

「フードドライブ活動」について学習

第6回目

10月9日(日曜日)

ウェブ交流発表準備

第7回目

10月23日(土曜日)

まつやま環境フェアで学習発表会
最終回 11月16日(木曜日) フライブルク市エコステーションとのウェブ交流会

まつやま環境フェアでの学習発表会

令和4年10月23日に、まつやま環境フェア内で、「食品ロスとSDGs」をテーマとして今まで学習したことを発表しました。発表終了後、エコキッズ達にまつやまRe・再来館館長より、修了証書が授与されました。

フライブルク市エコステーションとの交流・発表会(第1回)

  • 令和4年11月16日に、フライブルク市の子どもたちと交流会を行いました。
  • エコステーションに集まった子どもたちに、日本の食品ロスの現状やフードドライブ活動や段ボールコンポストなどの食品ロス削減の取組ついて発表しました。
  • また、意見交換をする中で、お互いの国の環境事情について知ることで、改めて環境について考える良い機会になりました。

【フライブルク市のドイツの環境事情】

  • 家庭から出る生ごみはしっかり水気を切って、段ボールコンポストに入れ、肥料にして使っている。
  • ドイツで実施しているフードバンクの取組として、家庭で余っている食品を必要としている人とシェアするフードシェアリングがある。
  • 家畜の糞等からバイオガスを生成し、活用している。
  • ごみの分別は、プラスチック、紙ごみ、可燃ごみがあり、リサイクルできないものが可燃ごみになるため、できるだけ可燃ごみを出さないようにしている。
  • スーパーでは、野菜や果物などは包装されていないので、小袋などを持って買い物にいく。
  • 消費期限はないが、賞味期限はある。匂いを嗅いだり、味見をして食べられるかどうか確かめる。

フライブルク市エコステーションとの交流・発表会(第2回)

  • 令和5年5月23日に、フライブルク市の子どもたちと交流会を行いました。
  • エコステーションに集まった子どもたちの廃棄物処理施設見学時のことについて発表を聞き、意見交換をしました。
  • 環境以外にも欧州サッカーなど共通の話題で交流を深めました。

お問い合わせ

まつやまRe・再来館(りっくる)

〒790-0054 松山市空港通一丁目1-32

電話:089-968-7153

E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp

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