「木造金剛力士立像(二王門安置)」が国の重要文化財に指定されます

更新日:2021年10月11日

発表内容

内容

 文化庁文化審議会は、宗教法人 石手寺が所有する「木造金剛力士立像(二王門安置)」を国の重要文化財(彫刻)に指定するよう、文部科学大臣に答申しました。
 後日、官報告示を経て指定されると、松山市内で8件目、愛媛県内では15件目の国指定重要文化財(彫刻)になります。

答申日

令和3年10月15日(金曜日)

答申された文化財

1.種別 重要文化財(彫刻) 【国】
2.名称 木造金剛力士立像(二王門安置)
3.員数 2躯
4.特徴評価
 ●文保3年(1319年)に再興されたとされる石手寺の国宝二王門に安置される金剛力士立像2躯。
 ●元禄2年(1689年)の修理の際に吽形像の内部から仁治元年(1240年)の年紀が記された紙片が発見されたことが古文書から明らかで、この時代が製作時期とみなすことができる。
 ●写実的で力強い作風は鎌倉時代運慶派の特徴を示している。
 ●二王門と共に伝来した鎌倉時代の二王像の秀作として注目される。
5.所有者 宗教法人 石手寺
6.所在地 松山市石手二丁目9-21

報道機関の皆さんへのお知らせ

 ●現地取材は石手寺(089-977-0870)にお問合せください。
 ●本躯は、二王門に安置されています。向かって左が吽形像、右が阿形像です。
 ●保護ネットの無い状態の写真が必要な場合は、松山市教育委員会文化財課までお知らせください。

お問い合わせ

課名:松山市教育委員会事務局文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6-1
課長:二宮 仁志
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089‐948‐6891
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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2021年10月

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