特定外来生物「アカカミアリ」を確認しました

更新日:2020年7月16日

発表内容

概要

 令和2年7月12日(日曜日)、松山港外港地区の国際物流ターミナル(大可賀3丁目)内のコンテナヤードで、環境省の調査で確認されたアリは、専門家の同定の結果、7月16日(木曜日)に外来生物法に基づき国が特定外来生物に指定している「アカカミアリ」と確認されました。
 確認された個体は、環境省と愛媛県で既に殺虫処理しています。また、発見地点周辺にベイト剤(殺虫餌)を設置し、引き続き駆除を継続するほか、モニタリングを強化します。

経緯

  1. 令和2年7月12日(日曜日)、環境省の「ヒアリ確認調査」事業者が松山港外港地区コンテナヤード内のコンテナが置かれた舗装面で「アカカミアリ」と疑わしいアリ(20個体以上)を発見。 発見したアリのサンプルを環境省へ送付し、専門家に同定を依頼。
  2. 令和2年7月13日(月曜日)午前中、同アリ(疑)が発見されたコンテナ周辺を見回っていた愛媛県港湾管理事務所職員が、再びアリ(数十個体)を発見し殺虫剤で駆除を実施。
  3. 令和2年7月13日(月曜日)午後、愛媛県と松山市などの関係者の現地調査で、コンテナが置かれた舗装面の隙間にアリが出入りする箇所を発見したため、周辺に殺虫成分入りのベイト剤を設置し、駆除を実施(約500個体)。
  4. 令和2年7月15日(水曜日)、コンテナを撤去し、環境省、愛媛県、松山市などの関係者の現地調査で、アリが出入りしていた箇所から、さらにアリを発見し、駆除を実施(約500個体)。
  5. 令和2年7月16日(木曜日)、環境省から、当該アリが専門家に「アカカミアリ」と確認されたと愛媛県に通知。同時に愛媛県から松山市に連絡。

今回確認されたアリ

 松山港外港地区で確認されたアリは、「アカカミアリ」の働きアリ約1000個体です。

今後の対応

●環境省と愛媛県、関係事業者などが連携、協力し、発見箇所周辺を調査し、モニタリングを実施します。
●発見箇所近くに置かれたコンテナの周囲、内部にアカカミアリが生息していないか調査します。
●継続してベイト剤を設置して防除を行うほか、モニタリングを続け、新しいアカカミアリが確認された場合は、速やかに防除します。
●松山市では、周辺事業者に「アカカミアリ」への注意喚起を行います。

人体に懸念される影響

●アカカミアリに刺されると、アルカロイド系の毒で非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れます。
●刺咬されると激痛とアナフィラキシーショック(アレルギー反応)を発生する場合がありますが、本種の毒はヒアリほど強くはなく、死亡例は報告されていません。

相談窓口・問合せ先

【松山市】 担当課:環境部環境指導課  電話番号 089-948-6441

【愛媛県】 担当課:県民環境部環境局自然保護課   電話番号 089-912-2368         
             愛媛県生物多様性センター     電話番号 089-931-8757
             土木部河川港湾局港湾海岸課  電話番号 089-912-2690
             中予地方局建設部管理課貿易港管理係
                                   電話番号 089-951-5190

【環境省】 ヒアリ相談ダイアル                電話番号 0570-046-110
        受付日時:午前9時から午後5時 (12月29日~1月3日を除く)

※アカカミアリやヒアリと疑わしいアリを発見した場合や、アカカミアリやヒアリの特徴など一般的な問合せ、健康被害の問合せは、環境省の「ヒアリ相談ダイアル」を利用してください。

(http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html)

お問い合わせ

環境指導課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館4階
課長:尾崎 耕三
担当執行リーダー:山岡 陽太郎
電話:089-948-6441
E-mail:kankyok@city.matsuyama.ehime.jp

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