第10回 愛媛県消防救助技術大会を開催します
更新日:2025年5月29日
発表内容
目的
愛媛県消防救助技術大会で、県内消防本部の救助隊員が、消防救助技術3種目を訓練で競います。消防救助活動に必要な救助技術の安全性、確実性、迅速性を高め、他の模範になる消防救助隊員を育成します。
上位に入賞した個人やチームは、令和7年7月26日(土曜日)に、徳島県消防学校で開催される、第53回消防救助技術四国地区指導会に出場します。
また、県内で唯一の松山市消防局高度救助隊が訓練を披露します。高度救助隊の装備や技術を県内の消防で情報共有し、連携を強化します。
日時
令和7年6月5日(木曜日) 13時30分から15時40分まで
場所
愛媛県消防学校 訓練塔 (松山市勝岡町1163番地15)
出場隊員
県内消防本部救助隊員 60名程度
大会次第
13:30~ 開会式、開会宣言
大会会長あいさつ 愛媛県消防長会長 西岡 克仁(にしおか かつひと)
来賓あいさつ 愛媛県防災安全統括部長 松田 交志(まつだ たかし)
13:55~ はしご登はん
14:00~ ロープブリッジ渡過
14:35~ ロープ応用登はん
15:00~ 松山市消防局高度救助隊員 訓練披露
【想定】地震が発生し、化学物質の製造工場で科学物質が漏えい。中に逃げ遅れた作業員がいる。
【内容】化学物質に対応した特殊装備を着て、逃げ遅れた作業員を救出します。
15:30~ 閉会式、表彰、閉会宣言
訓練種目
1.はしご登はん【標準所要時間24秒】
訓練塔前5mの位置からスタートし、命綱を結んだ後、垂直はしごを15m登り、その安全確実性と所要時間を評価します。災害建物への進入など、消防救助活動で必須の訓練です。
2.ロープブリッジ渡過【標準所要時間28秒】
水平に張られた渡過ロープ20m(往復40m)を、往路はロープ上で上体を起こして渡るセーラー渡過、復路はロープにぶら下がり、手足を交互に掛けながら渡るモンキー渡過で、その安全確実性と所要時間を評価します。それぞれ、ロープ渡過で基本の渡り方です。セーラー渡過は、バランスを取るのが難しく、腕力が必要です。
3.ロープ応用登はん【標準所要時間16秒】
登はん者が訓練塔前2mの位置からスタートし、補助者と協力して、器材を使わず塔の上から降ろされたロープだけで地上高15mを登り、その安全確実性と所要時間を評価します。早く登るには2人の呼吸を合わせるのがポイントです。
報道機関の皆さんへのお願い
高所で撮影を希望する場合は、ヘルメットを持参してください。
第10回 愛媛県消防救助技術大会実施順番(PDF:107KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
課名 松山市消防局警防課
所在地 〒790-0811 松山市本町六丁目6-1
課長:菅 直樹
担当執行リーダー:横内 大
電話:089-926-9220
E-mail:sbkeibou@city.matsuyama.ehime.jp
