子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~
更新日:2022年7月12日
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。
責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、
ヤングケアラーが「自分はひとりじゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思える、
「子どもが子どもでいられる街」を、みんなでつくっていきましょう。
ヤングケアラーって知っていますか?
ヤングケアラーとは、例えばこんな子どもたちです。
ヤングケアラーは普通のこと?
子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。
でも、ヤングケアラーは、年齢等に見合わない重い責任や負担を負うことで、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間・・・
これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。
ご相談ください
家族のために頑張っている子どもたちへ
家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、すこし注意が必要です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。
でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。
「家事や手伝いがあるから学校に行けない。遅れてしまう。」
「勉強する時間がない。」
「こころやからだの調子がおかしい。」
頑張ってるけど、しんどいな…と思うとき、どうしたらいいかわからないとき、どこに・だれに言ったらいいのかわからないとき、
いつでもご連絡ください。
あなたや、あなたの家族にとっていい方法を一緒に考えていきましょう。
いきなりは相談しにくいなと迷うときは、
あなたのまわりの学校の先生や、スクールカウンセラー、お友だちなど、
まずは、あなたが信頼できる相手に相談してみてくださいね。
まわりの方へ
ヤングケアラーは、本人・保護者が「当たり前」だと思っていたり、
家庭内の問題のため人に言いにくいという子どもも多く、表面化しづらいのが現状です。
その子らしくない行動が増えたり、持っている力が発揮できなくなったなどの変化が見られた場合、
だれにも言えないしんどさをかかえている可能性もあります。
心配だな…と思うお子さんを見かけた場合には、まずはご連絡ください。
相談窓口
<電話や来所でのご相談>
※ご自宅などへ訪問しお話を伺うこともできます
<LINEでもご相談できます>
『こども・子育て・DVらいん相談@まつやま』
○ヤングケアラーリーフレット
厚生労働省ヤングケアラーリーフレット(松山市版)(PDF:248KB)
○各事務所の所在地
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お問い合わせ
子ども総合相談センター事務所
【築山事務所】
〒790-0864 松山市築山町12番33号 松山市青少年センター内
電話:089-943-3200
FAX:089-943-3070
E-mail:kodomosoudan@city.matsuyama.ehime.jp
【萱町事務所】
〒790-8013 松山市萱町六丁目30番地5 松山市保健所・消防合同庁舎2階
電話:089-922-2399
FAX:089-922-2150
E-mail:hothot@city.matsuyama.ehime.jp
【余土事務所】
〒790-0044 松山市余戸東四丁目1番19号 余土子ども・子育て施設3階
電話:089-972-2577
FAX:089-972-2578
E-mail:kodomosoudan@city.matsuyama.ehime.jp
