道後REBORNプロジェクトが「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」を受賞しました
更新日:2021年2月10日
発表内容
道後温泉本館ラッピングアート (C)TEZUKA PRODUCTIONS
内容
松山市では、平成30年度から道後温泉本館保存修理工事を観光資源化し、工事中ならではの魅力を官民協働で発信しています。
道後温泉本館ラッピングアートや道後温泉本館プロジェクションマッピング、保存修理工事見学会などをはじめとする「道後REBORNプロジェクト」で松山市が「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」の3長官賞である文化ツーリズム賞を受賞しました。
受賞名
スポーツ文化ツーリズムアワード2020 文化ツーリズム賞 (スポーツ庁長官、文化庁長官、観光庁長官賞)
受賞日
令和3年2月10日(水曜日) ※表彰式は新型コロナウイルスの感染状況で4月以降に開催される予定です。
受賞団体
松山市
スポーツ文化ツーリズムアワード2020
スポーツ庁、文化庁、観光庁は、「スポーツ文化ツーリズム」を進めています。スポーツや文化芸術資源の融合で、新しく生まれる地域の魅力を国の内外に発信し、訪日外国人旅行者を増やし国内観光を活性化します。
この賞は、スポーツ文化ツーリズムの促す先進的な取り組みを過去の実績を含めて発掘し、優秀な取り組みを表彰しており、平成28年度に創設され、今回で5回目です。
スポーツ文化ツーリズム賞、スポーツツーリズム賞、文化ツーリズム賞の3つの長官賞があり、全国で1~2団体ずつが選ばれます。
【主催】 スポーツ庁、文化庁、観光庁
重要文化財の保存修理工事を観光資源化「道後REBORNプロジェクト」
道後温泉本館を次の世代に引き継ぐため、重要文化財の公衆浴場で全国で初めて営業を続けながら、令和6年末の完了を目指し、保存修理工事を行っています。
日本のマンガ・アニメーションの先駆者・手塚治虫さんのライフワークといえる「火の鳥」と「道後温泉本館」がコラボレーションし、日本が世界に誇るアニメ文化で情報を発信するほか、専門家の解説を聞きながら館内を巡る保存修理工事見学会などを実施しています。
保存修理工事を「再生の物語」として演出し、この期間ならではの魅力を新しい観光資源に転換しています。
※手塚の「塚」は旧字が正式です。
【これまでの実績】
2019年1月の工事着手に合わせ、日除け幕、灯籠を設置するなど道後REBORNプロジェクトがスタート。毎晩、本館プロジェクションマッピングを上映。歴史を伝えるオリジナルアニメーション「火の鳥"道後温泉編"」は、5言語に対応し、YouTubeで再生回数100万回を超える。巨大な「ラッピングアート」で、新しい観光シンボルを誕生させ、地元住民と観光客が一緒に完成を祝った。工事見学会はこれまで31回(9日間)実施し、約700人以上が参加。2020年2月から、アニメとプロジェクションマッピングの第2弾を開始し、コンテンツの入れ替えでリピーターも楽しめる。ARを活用したフォトスポットなどを地域に点在させて回遊性を高め、周囲の商店街では、30品目以上のコラボグッズを販売。火の鳥が描かれた「道後REBORN PRカー」は走るフォトスポットとなるなど、積極的なメディア露出をしている。
道後REBORNプロジェクト 概要資料(PDF:531KB)
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お問い合わせ
課名:道後温泉事務所
所在地:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町5番6号
担当課長:山下 勝義
担当執行リーダー:白川 剛士
電話:089-921-0101
E-mail:dogojimu@city.matsuyama.ehime.jp
