「ことば」をしたためるプロジェクト「ことばのミュージアムvol.1」を実施します

更新日:2021年2月2日

発表内容

目的

 松山市は、「ことばのちから」をキーワードにまちづくりを進めています。今年度は「想(おもい)」をテーマに、10年ぶりの「だから、ことば大募集」を実施し、「ことばを大切にするまち松山」をPRしています。
 その一つで、「ことば」をしたためるプロジェクト「ことばのちから2021『ことばのミュージアムvol.1』」を実施します。
 絵画や木の葉のはがきと、皆さんへの手紙を入れた封筒を配り、自由に持ち帰って、家庭などで楽しんでもらいます。
 また、封筒に入っている瀬尾夏美さんの絵画作品に付ける題名と解説を募集します。

コンセプト

●紙面上で展開する「ミュージアム」
 「ことば」の視点を掘り下げ、「ことば」にまつわるさまざまな表現で、市民と交流し対話します。

配布期間

令和3年2月8日(月曜日)~

配布場所

文化・ことば課 (松山市役所本館4階)、松山アーバンデザインセンター チラシ棚 (松山市花園町4-9 岡田ビル1階)、松山市民会館 事務所前 (松山市堀之内)、松山市総合コミュニティセンター コミュニティプラザ (松山市湊町七丁目5番地) ほか

配布物

(1)~(4)を一つの封筒に入れて配ります。
(1) 題名のない絵画 (作家:瀬尾夏美氏) 縦21cm×横17cm
   家庭などで気軽に飾れる絵画作品です。
(2) 「題名のいっぱいある展覧会」の募集案内  
(3) 多羅葉(たらよう)のはがき (作家:上田假奈代氏)
   はがきの由来になったといわれる多羅葉をデザインしたはがきです。
   ことばを添えて、切手を貼ると手紙として送れます。
(4) お手紙「名前と、名前の流れる川について」(作家:上田假奈代氏)
   ことばや、ものに名前を付けることに光を当てたお手紙(エッセイ)です。

配布数

2,000セット

題名のいっぱいある展覧会の募集

 展覧会では、作品のそばに「キャプション」と呼ばれる説明があります。題名、作者名、素材、サイズ、制作年、収蔵元などが示されるほか、展覧会を企画した人の思いが綴られるなど、キャプションで社会背景や作者の制作意図を知ることもできます。
 「ことばのミュージアム」では、瀬尾夏美さんの作品に、市民の皆さんに自由に題名を付けてもらい展示する、「題名のいっぱいある展覧会」を企画しています。
 瀬尾夏美さんの作品に付ける題名と解説を募集します。
 コロナ禍の今、一つの作品にさまざまな題名と解説が綴られることで、一人のことばが誰かのへのコミュニケーションのきっかけになるような展覧会を目指します。

【募集期間】 令和3年2月8日(月曜日)~令和3年5月31日(月曜日)
【応募方法】 応募フォームに題名、妄想解説、メールアドレス、名前(ニックネームなども可)を入力し応募してください。
※募集終了後、展覧会を実施する予定です。

作家

アーティスト 瀬尾 夏美 (せお なつみ)

1988年、東京都足立区生まれ。宮城県仙台市在住。土地の人びとの言葉と風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2011年、東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとの共同制作を開始。2012年から3年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、対話の場づくりや作品制作を行う。参加した主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2017」、「第12回恵比寿映像祭」など。単著に「あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる」(晶文社)があり、同書が第7回鉄犬ヘテロトピア文学賞を受賞。

NPO法人こえとことばとこころの部屋、詩人 上田 假奈代 (うえだ かなよ)

詩人、詩業家。1969年吉野生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。「ことばを人生の味方に」と活動する。2003年大阪・新世界で喫茶店のふりをした拠点アートNPO「ココルーム」を立ち上げ、2008年西成・釜ヶ崎に移転。2012年、まちを大学にみたてた「釜ヶ崎芸術大学」、2016年「ゲストハウスとカフェと庭ココルーム」開設。大阪市立大学都市研究プラザ研究員。2014年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞。

だから、ことば大募集

松山市では、正岡子規をはじめ多くの先人たちが残してくれた豊かな文学的土壌を受け継ぎ、「ことば文化」を生かしながらまちづくりをしています。
今年、「想(おもい)」をテーマに10年ぶりに「だから、ことば大募集」を行い、前回の12,200件を大幅に超える22,440件の作品が全国から寄せられました。

主催など

主催:松山市、ことばのちから実行委員会    制作・運営:NPO法人シアターネットワークえひめ   
企画協力:松山ブンカ・ラボ

お問い合わせ

文化・ことば課
愛媛県松山市二番町四丁目7番地2
課長:石橋 美幸
担当執行リーダー:冨田 真次
電話:089-948-6524
E-mail:bunkakotoba@city.matsuyama.ehime.jp

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2021年2月

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