松山市文化財保存活用地域計画が認定されました
更新日:2024年7月19日
発表内容
内容
令和6年7月19日(金曜日)に開催された文化庁文化審議会文化財分科会で、「松山市文化財保存活用地域計画」の認定が答申され、同日に文化庁長官の認定を受けました。愛媛県内では、3件目の認定です。
今後は計画に基づき、松山市内の文化財を保存し、活用を進めます。
文化財保存活用地域計画
市町村が文化財の保存や活用に関し、目指す将来像や具体的な取り組み内容などを定め、マスタープランとアクションプランを兼ねています。
文化財保護法に基づき認定され、継続性と一貫性のある文化財の保存や活用を促します。
認定日
令和6年7月19日(金曜日)
松山市文化財保存活用地域計画
【計画期間】令和6年度 ~ 令和15年度 10年間
【計画区域】松山市全域
【背景と目的】
松山市には、国宝大宝寺本堂をはじめとする指定文化財や、四国遍路など多くの未指定文化財もあり、これらが守り継がれ松山らしい歴史的で文化的な環境が育まれてきました。
近年は、少子高齢化や人口減少を背景に担い手不足のほか、地震や豪雨など自然災害で文化財が失われるのが危惧されています。また、文化財は地域の魅力ある資産として、観光やまちづくりで活用が期待され、バランスの取れた保存と活用が求められ、計画的な取り組みが必要です。
松山の歴史文化と文化財が持つ値価値と魅力を市民で再発見し、共有できるよう総合的な文化財保存活用の方針を示します。アクションプランを市民総ぐるみで実行し、松山市の歴史文化と文化財を後世に継承するため、文化財保存活用地域計画を作成しました。
計画の公開
●松山市ホームページで公開します。
●今後計画書や概要版を図書館や公民館に配布する予定です。
松山市文化財保存活用地域計画の概要(PDF:2,381KB)
(https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/keikaku/bunkazaikeikaku.html)
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お問い合わせ
教育委員会事務局 文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6番地1
課長:岸 洋三
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089‐948‐6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp