松山城太鼓門ほか3棟が国の有形文化財(建造物)に登録されます

更新日:2024年7月11日

発表内容

内容

 文化審議会は、令和6年7月19日(金曜日)に開催する文化庁文化審議会文化財分科会の審議と議決を経て、松山市丸之内に所在する「松山城太鼓門」「松山城太鼓門南続櫓」「松山城太鼓門北続櫓」「松山城太鼓櫓」の計4棟の建造物を国の有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
 後日、官報で告示され指定されます。松山市内の登録有形文化財(建造物)は、合計38件になります。

答申日

令和6年7月19日(金曜日)

答申された有形文化財

1.種別 登録有形文化財(建造物)
2.名称 松山城太鼓門(まつやまじょうたいこもん)1棟
    松山城太鼓門南続櫓(まつやまじょうたいこもんみなみつづきやぐら)1棟
    松山城太鼓門北続櫓(まつやまじょうたいこもんきたつづきやぐら)1棟
    松山城太鼓櫓(まつやまじょうたいこやぐら)1棟
3.登録基準 国土の歴史的景観に寄与しているもの
4.特徴など
 松山城太鼓門ほか3棟は、昭和20年(1945年)に空襲で焼失した建造物群を昭和47年(1971年)と同48年(1972年)に伝統的な木造で復興したものです。太鼓門は本丸正面の門で、石垣に挟まれる脇戸付櫓門です。上階は南続櫓と北続櫓につながり、南北続櫓は太鼓門上階と一連の入母屋造り本瓦葺きで、南続櫓の南東角には庇付き石落しを備えます。太鼓櫓は、太鼓門の西方、本丸南西隅の高石垣上に建ち、不正形L字形の平面を持つ2階建の隅櫓です。2階の西面に千鳥破風を飾り、1階の南西隅と西面北端に庇付きの石落しを備える厳重な構造です。太鼓門と太鼓櫓は、太鼓門西塀でつながれ、南方の筒井門、隠門はともに堅牢な枡形(ますがた)を構成し、本丸防御の要になっています。
4.所有者 松山市
5.所在地 松山市丸之内1

現地取材

ロープウェイを利用する場合スタッフ証をお渡しします。松山城総合事務所(松山城山ロープウェイ東雲口駅舎2階)にお越しください。
【日時】令和6年7月18日(木曜日)午前10時~
【場所】太鼓門ほか
【お問い合わせ】松山市 産業経済部 観光・国際交流課 電話:089-948-6557

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お問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6番地1
課長:岸 洋三
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089‐948‐6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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