環境下水委員会 「自然環境保全について」

更新日:2012年6月14日

調査期間

平成22年度・23年度

テーマ選定の経緯

 本市では、松山市環境基本条例に基づき、市民と協働で、良好な環境保全及び構築に関する施策の総合的な推進を目的とした松山市環境総合計画の改定作業を進めているところです。そこで、本委員会では、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催された名古屋市等、先駆的に取り組まれている他市の事例等も踏まえつつ、多角的、総合的に取り組むことが重要であるとの認識のもと、自然環境保全について調査研究を行いました。

市への主な提言事項

  • 希少動植物や特定の地域を保護・育成するための保護施策が必要であることは明確であり、地域ぐるみで保護育成するためにも、生息場所にパネル等を設置したり、地域住民が集まる清掃作業時等を捉え、専門的知識を有する職員等から環境、生息状況等を説明する機会を作るなどし、地域ぐるみで地域の自然を守っていく意識の醸成を図るとともに、河川流域に生息する希少動植物の保護については、関係市町と連携するなど広域的に進めること。
  • 平成24年度に改定される「レッドデータブックまつやま2012」の状況も踏まえ、「生き物にも人にもやさしいまちづくり」を目指し、これまでの成功事例などを参考にするとともに、機会を捉え、住民の理解を得るため意見交換等を行いながら、環境に配慮した公共工事の実施に努めること。
  • 都市環境学習センターにおいて、今以上に野外活動を積極的に実施し、ありのままの自然環境に触れ合う事業、また、石手川上流域の自然観察会などを進め、自然に親しみを抱くようなメニューを開発し、自然に興味を持つ子供たちを育成していくこと。
  • 現在、改定作業中の環境総合計画において、「みんなのまつやま夢工房」で提言された意見を参考に、自然との共生社会の実現に向けて取り組むこと。
  • 中央浄化センターに設置された「マイクロ水力発電機」等、低炭素社会に向けた市有施設での取り組みや、自然エネルギーの導入促進・エネルギーの地産地消なども都市環境学習センターの環境保全に関するメニューに組み入れることについて検討すること。

※平成24年2月23日の定例会で報告された内容を掲載しています。
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お問い合わせ

市議会事務局

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館5階

電話:089-948-6652

E-mail:gikai@city.matsuyama.ehime.jp

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