環境下水委員会 「地球温暖化対策とエネルギー施策について」

更新日:2012年3月1日

調査期間

  • 平成20年11月7日から平成22年2月16日

テーマ選定の経緯

 本市では、「松山サンシャインプロジェクト」を実施しており、日照時間の長い本市の特性を生かし様々な地球温暖化対策を推進している。 本委員会では、先駆的に取り組まれている他市の事例を踏まえ、環境部及び教育分野での取り組みについて、多角的・総合的に取り組むことが重要であるとの認識のもと、調査・研究を行った。

市への主な提言事項

  • 現政権において、CO2削減25%が打ち出されていることから、国の動向を注視しつつ、速やかに対応するよう求めるとともに、太陽光発電システムの補助施策等を推し進めること。また、節電など、今以上の啓発活動に努めること。
  • 温暖化対策に対する意識を高めるよう、市民に対して積極的に啓発活動を行っているが、さらに、他の部局の啓発も職員にも意識付けをし、啓発活動を広い範囲で行うこと。
  • 教育現場においては、現在20校に太陽光発電の表示パネルを設置し、リアルタイムで発電状況等を表示し環境教育を実施しているが、学校ごとで、生で体験できる学習と、知識のみを与えられる学習との効果の差は大きいことから、速やかに全校へ表示パネルを設置するなど、環境教育及び設備の充実を図ること。

※環境下水委員会委員長報告(平成22年2月24日)要約

理事者からの進捗状況報告(平成22年9月16日)要約

  • 太陽光発電システム及び節電等の促進について、現在、地球温暖化対策に関する国の施策が未確定な状態となっているが、その情報収集に努め、法案成立後は現在策定中の仮称松山市温暖化対策新実行計画に反映させるなど、速やかな対応に努めたい。 また、太陽光発電システムの普及拡大については、本市の地域特性を有効活用する独自のまちづくり策である松山サンシャインプロジェクトにおいて、特に力を入れて取り組んでおり、急増する申請に適切に対処するため、6月議会で補正予算を計上するとともに、7月に立ち上げた松山サンシャインプロジェクトパートナーシップにおいて、節電の推進等、省エネについての啓発活動を図りたい。
  • 他の部局からの啓発について、建築指導課窓口に太陽光発電システム補助制度のパンフレットを引き続き設置するほか、5月開催の愛媛FCマッチエリアや8月開催のMatsuyama P’s Festival等で、電気自動車の展示や試乗会の実施や、9月開催の食育フェスタ等イベント時に環境ブースを設置する等、啓発に努めており、さらに庁内各部局が連携するイベント等において、職員相互の連携強化による啓発に努めている。
  • 将来を担う子どもたちへの環境教育及び設備の充実に関して、環境教育については、今年度から、小学生を対象にしたエネルギー環境教育として、太陽光発電を活用したサンプロ出前教室を実施し、太陽光発電システムに携わる企業等の方を講師として派遣し、実験などを中心に実施している。設備の充実については、21年度末までに30校に太陽光発電パネルを設置し、今年度は新たに3校設置工事契約を7月に締結し、さ らに、補正予算にて2校の新規設置工事を予定している。

 今後の設置計画については、CO2削減による環境負荷の低減や児童生徒の環境、エネルギー教育の教材として活用を図るため、計画的に整備を進めていきたい。

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