体にも家計にもやさしい!適正受診・適正服薬にご協力ください!

更新日:2023年1月31日

皆さまの安心を守るために

  • 国民健康保険(以下、国保)は、私たちの健康と生活を支えてくれる大切な制度です。
  • 医療機関で皆さまが支払っているのは、医療費の一部であり、残りの医療費は保険者である松山市が負担しています。この財源は、皆さまからの保険料や税金などで賄われています。
  • 近年、医療費の増加傾向が続いています。ちょっとした心がけで節約できる医療費があります。
  • これからも安心して医療が受け続けられるよう国保制度の安定的な運営にご理解いただき、適正受診・適正服薬にご協力をお願いします。
    松山市国保の運営概況についてはこちらをご覧ください。

適正受診・適正服薬にご協力を!!

かかりつけ医を持ちましょう

  • かかりつけ医は、病歴や健康状態などを把握して健康管理全般のアドバイスをしてもらえるお医者さんのことです。
  • 気になることがあったら、まずは、かかりつけ医に相談しましょう。他の診療科や総合病院での受診が必要であれば、かかりつけ医に紹介してもらえます。
  • 普段健康だから必要ないと思われる方も、かかりつけ医を持つことをお勧めします。

休日や夜間の受診は控えましょう

  • 休日や夜間など診療時間外の受診は、割増料金がかかるなど医療費の増加につながります。
  • また、軽い症状にも関わらず休日や夜間に病院を受診すると、緊急性の高い重症患者の治療に支障をきたすことがあります。
  • 受診する際には、平日の診療時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。

〔参考リンク〕

重複受診(はしご受診)は控えましょう

  • 重複受診(はしご受診)とは、同じ病気で複数の医療機関を受診することです。
  • はしご受診は、医療費の増加だけでなく、検査や投薬も重複することにより、体にも余分な負担がかかります。
  • 現在受けている治療に不安があるときなどは、まずかかりつけ医に相談してみましょう。

かかりつけ薬局を持ちましょう

  • 処方されたお薬を自己判断で加減したり、飲み忘れや飲みづらいなどの理由でお薬が残ったりしていませんか?
  • 複数の薬局へ行くのではなく、気軽に相談できる薬局(薬剤師)を一つ決めておき、お薬について分からないことや困っていることは、かかりつけ薬剤師に相談してみましょう。

【アドバイス】お薬手帳を活用しましょう

  • お薬は飲み合わせによって副作用が生じることもあります。自分の病気や飲んでいるお薬について知ってもらえるよう、「お薬手帳」は1冊にまとめ、受診時に必ずお医者さんや薬剤師さんに見せましょう。

「ポリファーマシー」という言葉をご存じですか?

  • 服用するお薬の種類が増え、飲み合わせが悪いお薬や同じ成分のお薬を重複して服用してしまうことにより、副作用が起こったりお薬を飲めなくなったりする状態をポリファーマシー(多剤服用)といいます。
  • 高齢になると、服用するお薬の数が多くなるため、ポリファーマシーが起きやすくなります。
  • お薬を飲んでいて、「いつもと違うな」と感じることはありませんか?
  • お薬の疑問や困っていることがあれば、必ずお医者さんや薬剤師さんへ相談しましょう。
  • 松山市国保では、対象者となる皆さまへ「服薬情報のお知らせ」をお送りしています。お薬の内容を見直す場合に活用してください。
  • ポリファーマシーや「服薬情報のお知らせ」について詳しくはこちらをご覧ください。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)を活用しましょう

  • ジェネリック医薬品とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに販売される、新薬と同じ有効成分、品質・効き目・安全性が同等であると国から認められたお薬で、開発費が抑えられるため、新薬と比べて低価格です。
  • ジェネリック医薬品に切り替えれば、皆さまの自己負担額の軽減だけでなく、保険制度の健全な運営にもつながります。
  • ジェネリック医薬品への変更を希望する場合は、まずお医者さんや薬剤師さんへ相談しましょう(患者さんの状態や症状、薬の種類によっては変更できない場合もあります)。
  • ジェネリック医薬品について詳しくはこちらをご覧ください。

「医療費のお知らせ」を活用しましょう

セルフメディケーションに取り組んでみませんか?

  • セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすることです。
  • 具体的には、天候不順や仕事の疲れなどによるちょっとした体調不良の際に、市販薬(OTC医薬品)などを上手に使って、自分自身で健康の維持や病気の予防・治療にあたることです。 
  • 一部のOTC医薬品の購入費用については、一定の条件のもとで所得控除を受けることができます(セルフメディケーション税制)。
  • セルフメディケーションについて詳しくはこちらをご覧ください。

定期的に健診を受けましょう

  • 特定健康診査(※)がん検診などを定期的に受けて、自分の健康状態を把握し、疾病などの早期発見・早期治療に努め、健康管理を心がけましょう。
    ※特定健康診査は、40~74歳の人が対象となる国が定めた年1回の健診です。必ず受診しましょう。
  • 松山市国保では、がんの早期発見・早期治療につながるように、令和2年度から5年度までをがん検診受診促進期間として位置づけ、期間中、がん検診の自己負担を無料化しています。
  • 国保がん検診無料化について詳しくはこちらをご覧ください

お問い合わせ

国保・年金課 保健事業担当(6番窓口)
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館3階
電話:089-948-6375 FAX:089-934-2631
E-mail:kokuhonenkin@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで