糖尿病の合併症を予防するために

更新日:2026年9月4日

糖尿病をそのままにしておくと(糖尿病のこわさ)

  • 糖尿病予備群や軽度の糖尿病の段階では、自覚症状がないため自分自身で気が付かないまま病気が進行し、糖尿病性腎症糖尿病網膜症糖尿病神経障害などの合併症を引き起こします。
  • 現在、新規透析導入者の原因の1位は糖尿病性腎症で約4割を占めており、糖尿病網膜症についても、成人(20歳から74歳まで)の失明原因の上位となっています。
  • 糖尿病を放置した結果、透析治療への移行や失明が引き起こってしまうと、長期の治療を余儀なくされ、経済面を含め心身ともに大変な負担となります(透析が必要になると、1年間で約500万円の医療費が必要になると言われています)。
<糖尿病の3大合併症>

1.外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。糖尿病性腎症(外部サイト)

糖尿病性腎症の初期はほとんど自覚症状がありません。進行するとむくみ・貧血・高血圧などを伴い、さらに進行すると人工透析が必要になります。わが国では毎年1万人以上の患者さんが糖尿病性腎症で人工透析を始めるに至っており、原因疾患の第1位となっています。

2.外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。糖尿病網膜症(外部サイト)

網膜症は目の網膜に起きる障害で、そのほとんどは糖尿病が原因となっていて糖尿病網膜症と呼ばれます。高血糖の状態が長く持続すると、目の網膜に広がっている毛細血管が傷害され(糖尿病性細小血管症)、進行すると失明することがあります。

3.外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。糖尿病神経障害(外部サイト)

糖尿病の合併症として最も多く、神経(感覚神経・運動神経・自律神経)に障害が及びます。
糖尿病が悪化して動脈硬化が進行すると、足先の血液循環が悪くなり、免疫力の低下が加わって感染による炎症をまねき、足の組織が死んでしまうこと(足の壊疽〈えそ〉)もあります。同時に神経障害が起きていると痛みを感じにくく発見が遅くなり、足の壊疽が進行した結果、下肢切断に至ることもあります。

糖尿病が与えるその他の影響

  • 糖尿病は動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞、脳血管疾患を引き起こすリスクを高めます。アルツハイマー病の発症にも関与していることが指摘されており、全身に様々な影響を与えます。

糖尿病の合併症を予防するために

特定健康診査を受診しましょう

  • 松山市の国民健康保険に加入している方は、特定健康診査を年度に1回受診することができます。糖尿病の危険度を知るための検査が含まれていますので、ぜひご自身の値を確認してください。

健康診査の結果を確認し、医療機関を受診しましょう

  • 健康診査の結果が下記に示す『受診勧奨判定値』以上であった場合は医療機関を受診し、早期の段階で治療に取り組むことが大切です。
受診勧奨判定値(厚生労働省基準)
 検査項目 内容 基準値

保健指導
判定値

受診勧奨
判定値

HbA1c
(NGSP値)

ヘモグロビンがブドウ糖とくっついている割合

5.5%以下 5.6~6.4% 6.5%以上
尿糖 尿中の糖の量 - + ++

内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)を予防しましょう

  • 内臓脂肪が増えすぎると、血糖値のコントロールに必要なインスリンの働きが悪くなり、通常よりたくさんのインスリンが必要になりますが、インスリンの量には限りがあります。
  • 食事・運動などの生活習慣を改善し、メタボを解消することでインスリンの無駄遣いを防ぐことができます。
  • 多すぎる内臓脂肪は、糖尿病だけでなく高血圧や狭心症、心筋梗塞、脳血管疾患を引き起こすリスクを高めます。
  • 特定保健指導の対象となった方は、ぜひ受けましょう。
  • 詳しくは下記の健康づくり推進課のホームページをご参照ください。

糖尿病性腎症重症化予防事業

  • 松山市では、糖尿病性腎症による新規透析導入者数を抑制するために、平成28年度から糖尿病性腎症重症化予防事業を実施しています。

実施内容

  • 「愛媛県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」に基づき、医療機関受診勧奨とかかりつけ医と連携した保健指導を実施します。
  • 対象となる方には、市からご案内の文書をお送りします。
  • 松山市国保では、業務の一部を民間業者へ委託しています。委託業者 株式会社データホライゾン

(★)医療機関の皆様へ

  • 患者様が本事業の通知文書を持参されましたら、ご対応のほどよろしくお願いします。
  • 患者様が本事業の指示書を持参されましたら、保健指導の可否についてご判断いただき、当事業に参加を希望される方の指示書に記入をお願いします。文書料は松山市が負担いたします(後日、請求書を送付します)。
  • 保健指導実施後は報告書を作成し、医療機関宛に送付します。

関連リンク

お問い合わせ

保険給付・年金課 保健事業担当(5番窓口)
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館3階
電話:089-948-6375 FAX:089-934-2631
E-mail:hokenkyufunenkin@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

※広告の内容等に関する一切の責任は、広告主等に帰属します。松山市が推奨等をするものではありません。

サブナビゲーションここまで