老朽化消火器の適切な取扱い方法
更新日:2024年10月15日
底部が破裂した消火器
平成25年10月下旬、松山市内の飲食店において、老朽化した消火器が破裂し、負傷者がでる事故が発生しています。
全国各地でも消火器の破裂事故が発生しているため、ご家庭に設置している消火器の使用期限や外観(亀裂やさびがないかなど)確認を行い、同様の事故が発生することがないよう注意してください。
どうして破裂するの?
消火器の内部には圧縮された高圧炭酸ガスボンベが内蔵されており、消火器のレバーを握ると炭酸ガスボンベが破られ、本体容器の内部にガスが充満し、その圧力で消火薬剤が放出される仕組みになっています。
本体容器にサビや腐食、変形があると、その部分がガスの圧力に耐えられなくなり破裂します。
使用期限の確認を!
消火器にも材質や安全率等を基に使用期限が定められています。
消火器ごとに本体に使用期限等が表示してあります。
- 業務用消火器
使用期限は、おおむね10年です。
- 住宅用消火器
使用期限は、おおむね5年です。
消火器の管理方法は?
風雨にさらされる場所や湿気の多い場所に設置することは、消火器の劣化を早め、いざという事態に使用できない可能性があるばかりか、破裂事故を起こしてしまう危険があります。
屋外に設置する場合は、専用の保管箱に入れ、消火器本体に直接、風雨がかかるような設置方法は避けてください。
お奨めは、火気の使用が多い台所や避難しやすい玄関口などに、料理の水気や雨傘の水滴が掛からないように設置することです。
老朽化消火器の処分方法
消火器の処分については、下記の「老朽化消火器の処分方法について」を参照ください。
老朽化消火器の処分方法について[令和6年10月1日現在](ワード:34KB)
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