ガス漏れしてませんか?家庭用ガスこんろ等を点検しましょう!
更新日:2020年8月26日
ガス漏れによる爆発事故について
令和2年7月30日に福島県郡山市の飲食店で爆発事故があり、1名が死亡し19名が重軽傷を負う痛ましい事故が発生しました。
原因は調査中ですが、厨房付近のガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、何らかの火源により引火し、爆発した可能性が考えられます。
同様の事故を未然に防ぐために、家庭用ガスこんろや業務用厨房機器を使用する場合は、以下のことに注意して不備等があれば、メーカーや販売店に相談しましょう。
1 家庭用ガスこんろの適切な維持管理について
(1)ゴムホースは根元まで確実に差し込み、ホースバンドで固定しましょう。
(2)ゴムホースに亀裂がある場合は、新しいものに交換しましょう。
(3)ゴムホースは、こんろの火に熱せられないよう適正な長さのものを使用しましょう。
(4)使用していないガス栓には、ガス栓カバーを取り付けましょう。
(5)ガス漏れ警報器を設置しましょう。
(6)ガスこんろは定期的に清掃し、きれいに保ちましょう。
2 業務用厨房機器の適切な維持管理について
1の「家庭用ガスこんろの適切な維持管理について」の注意事項に加え、以下のことにも注意しましょう。
(1)厨房機器に異常を感じた場合や配管などに著しい腐食がある場合は、直ちに使用を中止するとともに、緊急連絡先やメーカーに連絡し、修理の依頼をしましょう。
(2)休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合は、ガス販売業者に連絡しましょう。
3 ガス臭やガス漏れの音が聞こえた場合の対処法について
(1)火を止めて、ガス栓を締めましょう。
(2)窓や戸を開けて十分に換気を行いましょう。
(3)電気器具には触らないようにしましょう。
※換気のために換気扇や扇風機を使用すると、スイッチを入れたときに爆発する危険があります。
また、スイッチの入り切り、コンセントの抜き差しでも爆発する危険があります。
(4)ガス臭が強いときは、隣近所に伝え、火気の使用を中止してもらいましょう。
(5)ガス漏れ箇所が不明なときや、ガス漏れを防止できないときは、消防とガス会社へ通報しましょう。
関連するリンク先
業務用厨房機器 啓発用リーフレット(PDF:3,623KB)
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