地域包括ケアシステムについて
更新日:2026年10月23日
日本の総人口が減っていく中、高齢者人口は今後も増え、高齢化は進んでいきます。
介護保険制度が将来にわたって制度を維持しながら、高齢者のみなさんが可能な限り住み慣れた地域で、一人ひとりが持つ能力にあわせた自立した日常生活を営むことができることが大切です。
そのため、限りある社会資源を効率的かつ効果的に活用しながら、介護サービスを確保することだけではなく、医療・介護・介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」が推進されています。
松山型地域包括ケアシステムの推進
本市でも「高齢者が住み慣れた地域で、笑顔でいきいきと安心して暮らせるまち松山」の実現を目指し、国にが示す要素に保健を加え、松山らしいちょうどいい豊かさを生かしたオンリーワンの『松山型地域包括ケアシステム』を推進しています。
少しおせっかいでも、心あたたかい人たちに囲まれ、いつまでも自分らしく生きていけるまちを目指します。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 1.医療と介護の連携が充実 | 松山市医師会・松山市歯科医師会・松山薬剤師会と「地域包括ケアシステムの構築推進に関する連携協定」を締結し、実施しています。 |
| 2.自立した生活のための介護サービスが充実 | グループホームなどの居住・施設サービス、デイサービスなどの通所系サービスの定員数が同規模自治体と比較して多く、利用しやすい環境を整備しています。 |
| 3.介護予防のための通いの場が充実 | 『ふれあい・いきいきサロン』や『まつイチ体操』などの通いの場が充実しています。 |
| 4.ニーズに応じた多様な生活支援とサービスの展開 | 地区社会福祉協議会が中心となり、関係機関とのネットワーク構築や地域活動の充実・強化を図っています。 |
| 5.保健事業と介護予防を一体的に実施 | 地域の健康課題を分析し、仮説を立てて地域住民とともに取り組んでいくことで、健康寿命の延伸や通いの場でのフレイル予防を展開しています。 |
松山型地域包括ケアシステムを推進するための重点施策
松山型地域包括ケアシステムを推進するため、「松山市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」に重点施策を掲げ、関係課が連携した取り組みを進めています。
地域包括ケアシステムの各要素の主な取組
医療・介護
松山市医師会などと連携し、在宅医療と介護の連携を進めています。
介護予防・保健
介護予防や健康づくりについて、関係課が連携し様々な取組を行っています。
相談支援
地域包括ケアシステムを進める拠点して、市内各地区にセンターを設置し、高齢者や家族からの総合相談や支援を行っています。
認知症の啓発や予防、当事者や家族に対する相談支援を行っています。
認知症などで判断能力が不十分な人の財産や権利を守る取組をしています。
生活支援
要支援1.2の方などに、介護予防や日常生活支援のサービスを行っています。
一人暮らしの高齢者の方などが地域で安心して暮らせる体制を整えています。
ニーズにあわせた色々な支援メニューを実施しています。
地域ケア会議について
地域包括ケアシステムを維持・推進していくためには、高齢者個人や地域の課題を把握し、その解決に向けて様々な分野の主体が連携していくことが重要です。
各地域で個別ケースの課題分析等を積み重ねることにより、地域に共通した課題を明確化することができ、地域課題の解決に必要な資源開発や地域支援ネットワークの構築等の政策形成につなげていくだけでなく、介護支援専門員(ケアマネジャー)の自立支援に資するケアマネジメントの実践力を高めていくこともできます。
このように地域ケア会議は、地域包括ケアシステムに求められる「高齢者個人に対する支援の充実」と「それを支える社会基盤の整備」とを同時に進めていくことができる取り組みであり、本市では、「松山市地域ケア会議開催指針」に基づき、個別の事例を基に開催する「個別会議」、日常生活圏域を基本とする「圏域会議」、地域包括支援センターの担当地域を単位とする「センター会議」、そして市全域で課題共有等を行う「全体会議」の4種類を位置付けています。
災害・感染症時の支え合い
平時の際だけではなく災害時にも、高齢者などを地域で支え合う仕組みの構築が求められています。
地域包括ケアシステムを進めていくために
年を重ねても地域で安心して暮らしていくためには、行政・医療・介護関係者が連携することはもちろん、地域に暮らす皆さんが互いに支え合う意識を持つことが大切です。
日常のあいさつや清掃などの地域活動、まつりなどの伝統行事、公園でのコミュニケーションやミニスポーツ、集会所での趣味の活動などを通じて、地域で互いに顔の見える関係ができると、困ったときに互いに支えあうことができやすくなります。また、地域で生きがいをもって生活することで、健康寿命の延伸や生活の質の向上にもつながります。
地域包括ケアシステムを進め、いつまでも長寿で幸せな生活をおくるための原動力は、地域に暮らす市民のみなさん自身の中にあります。
一人ひとりの力で、暮らしやすいまちの実現を目指しましょう。
お問い合わせ
長寿福祉課 基幹型地域包括支援センター
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館2階
電話:089-948-6784

