高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施

更新日:2021年10月22日

 高齢者が抱える「フレイル」等の心身の多様な課題に対応した保健事業を行うため、運動、口腔、栄養、社会参加等の観点から、松山市での保健事業と介護予防を一体的に取り組むものです。
 この一体的実施を展開し、高齢者の特性である「フレイル」を予防することで、市民の健康寿命の延伸と社会保障制度の安定化を目指します。

フレイルとは

 フレイルとは、年齢とともに筋力や認知機能が低下し、介護が必要になる危険性が高い状態のことをいいます。つまり「介護が必要になる一歩手前の状態」です。
 近年、私たちの寿命は延び続けていますが、健康寿命(元気に自立して生活ができる期間)は、男女ともに平均寿命より10年近く短くなっています。つまり、この期間は、多くの人が健康上の問題で日常生活に制限がかかっていると考えられます。
 介護が必要になると、自立した状態に戻ることはとても難しいですが、その手前のフレイルは予防も回復も可能です。フレイルを予防することは、要介護状態の予防につながるため、健康寿命を延ばすことができます。

事業全体のイメージ

イメージ図
高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施のイメージ

データ分析・健康課題等の把握

 医療専門職(保健師等)が医療や介護、健診結果などのデータを分析し、地域の健康課題を把握します。

高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)

低栄養防止

  • かかりつけ医の低栄養保健指導指示書に基づき、6か月間を目安に保健指導・栄養指導を行うことで、フレイルや生活習慣病の重症化、心身の機能低下等の予防を図ります。
  • 保健師・管理栄養士等が自宅や通いの場等へ訪問し、個別の状況に合わせて相談・指導等を行うなど、食べることをサポートし自立を促し、フレイルにつながる低栄養の改善等を行います。

糖尿病性腎症重症化予防

  • 医療や介護のレセプト、健診結果などの情報から、糖尿病性腎症の所見がある方(「早期腎症期」の「軽度」の状態から、「腎不全期」などの「中度」の状態)のうち、生活習慣が原因で糖尿病を発症された方へ重症化予防について啓発するとともに、予防プログラムへの受診を勧奨します。
  • 勧奨の結果、参加の意思を示した方を対象に、かかりつけ医の指示書に基づき、医療専門職による面談や電話での保健指導や食事面、運動面の指導を6か月間実施し、人工透析への移行を抑えます。

その他の生活習慣病重症化予防

 健診の結果、生活習慣病が重症化するリスクの高い医療機関未受診・治療中断者について、適切な受診勧奨を行うことにより治療に結びつけます。

通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)

健康教育・健康相談

 各圏域の健康課題等を整理・把握したうえで、「まつイチ体操」や「ふれあい・いきいきサロン」などの通いの場を活用した「フレイル予防の啓発」や健康教育・健康相談などを行います。

フレイル予防の啓発

 高齢者になっても、健康でいきいきと暮らしていくためには、フレイルを予防することが重要です。フレイルを予防するための4つのポイント(運動、栄養、社会参加、お口の健康)をご紹介しますので、「啓発チラシ」を参考にぜひ実践してみてください。

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お問い合わせ

保健福祉政策課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館3階
電話:089-948-6734
FAX:089-934-1832
E-mail: hokenseisaku@city.matsuyama.ehime.jp

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