「南海トラフ地震臨時情報」などについて

更新日:2024年1月9日

 気象庁では、南海トラフ沿いで発生した異常な現象の観測結果や分析結果を発表する情報の名称を「南海トラフ地震臨時情報(調査中・巨大地震警戒・巨大地震注意・調査終了)」及び「南海トラフ地震関連解説情報」として発表することとしています。

南海トラフ地震臨時情報等の種別と発表条件

情報種別と発表条件
情報名 情報種別 情報の発表条件

南海トラフ地震臨時情報

調査中

観測された異常な現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合

巨大地震警戒

巨大地震の発生に警戒が必要な場合
・南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界においてM8.0以上の地震が発生したと評価した場合(半割れケース)

巨大地震注意

巨大地震の発生に注意が必要な場合
・南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界においてM7.0以上M8.0未満の地震(一部割れケース)や通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合(ゆっくりすべりケース)

調査終了 「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合

南海トラフ地震関連解説情報

・観測された異常な現象の調査結果を発表した後の状況の推移等を発表する場合
・「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の定例会合における調査結果を発表する場合(ただじ臨時情報を発表する場合を除く)

南海トラフ地震臨時情報の情報発表までの流れ


南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒/巨大地震注意)が発表されたら

地震が発生する可能性がある場合は、あわてずに、次のことに注意して地震発生に備えましょう。
1. 火の使用は最小限度にとどめ、使用中の火のそばを絶対に離れないようにしましょう。
2. 消火器を用意したり、お風呂などに水をできるだけためましょう。
3. 家具類の転倒防止や家のまわりの点検をしておきましょう。
4. 食料、飲料水、薬、お金、懐中電灯、ラジオなど非常持ち出し品をチェックしましょう。
5. 避難情報が発令される可能性があります。正しい情報の入手方法をチェックしましよう。
6. 避難経路を確認しましょう。
7. 家族の安否確認手段を決めておきましょう。
8. 動きやすい服装に着替え、夜もそのまま寝ましょう。
あわてる必要はありません。家族の安全を確認しながら落ちついて行動しましょう。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表された場合

 気象庁が、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表した場合、市は災害対策本部を設置し、以下の地域に避難準備・高齢者等避難開始を発令することにしています。

事前避難対象地域

町丁目名

西垣生町の一部、辰巳町の一部、中須賀3丁目の一部、祓川1丁目の一部、祓川2丁目の一部、三杉町の一部、神田町の一部、住吉1丁目の一部、元町の一部、港山町の一部、和気町2丁目、太山寺町の一部、堀江町の一部、由良町の一部、中島大浦の一部

※この事前避難対象地区は、「南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応ガイドライン【第1版】」(令和元年5月(一部改訂):内閣府(防災担当))や「南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応の検討に係る事前避難対象地域の設定に関する県指針」(令和元年10月:愛媛県)に基づき暫定的に定めたもので、今後、発令する避難情報も含めて見直される可能性があります。

参考資料(動画・リーフレット)

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

危機管理課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館5階

電話:089-948-6794

E-mail:kikikanri@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

啓発・ハザードマップ

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで