初めて、家庭から排出されるプラスチックごみなどで作った環境アート作品を展示します

更新日:2021年6月18日

発表内容

概要

 地上に捨てられたごみは、雨や川に流され、海に流れ着きます。プラスチックは生分解されないため、海を漂い、海の生物を傷つけています。小さく割れたマイクロプラスチック(5mm以下のプラスチックごみ)は、魚類や海鳥が食べることで、食物連鎖上位の生き物や、人への影響も懸念されています。

 海洋プラスチックごみを減らすため、環境を考えるアート作品を展示します。
 制作者は、愛媛県立北条高等学校の生徒で、「風早アクアランド」のメンバーです。家庭から排出されるプラスチックごみや、毎月のビーチクリーン活動で回収した流木などを利用して作りました。

 作品『今 できること』は、家庭から排出されたプラスチックごみでサメの頭部を作り、海洋プラスチック問題を表現した作品です。松山市立荏原小学校から展示を開始し、市内小学校を巡回します。児童たちが海のごみに関する説明パネルを読んだり、自由に感じたことを紙に書いたりし、それぞれの学校で環境学習に生かします。
 また、作品『SDGsパネル』は、市役所本館ロビーに展示しています。

日時・場所

●作品 『今 できること』
【展示期間】
令和3年6月21日(月曜日)~6月30日(水曜日)
【展示場所】
松山市立荏原小学校 (東方町甲1245)
電話:089-963-1003 (白石先生)
【今後の展示】
7月 松山市立久米小学校 (松山市鷹子町15-1)
8月 まつやまRe・再来館  (松山市空港通一丁目1-32)
※概ね1カ月ごとに市内の小学校を移動します。

【作品紹介】
家庭から排出されたプラスチックごみでサメの頭部を作り、海洋プラスチックの問題を表現しています。

●作品 『SDGsパネル』
【展示期間】
令和3年6月30日(水曜日)まで
【展示場所】
松山市役所本館1階ロビー
【今後の展示】 
7月~ まつやまRe・再来館
【作品紹介】
毎月のビーチクリーン活動で回収した流木でSDGsの文字やプラスチックごみで苦しむ海の生物を鮮やかに描くなど、海洋プラスチック問題の深刻さを、高校生ならではの発想や感性を生かして表現しています。

制作者

愛媛県立北条高等学校 「風早アクアランド」のメンバー 5名程度
 北条高校の生徒が地域を元気にするため、平成24年度から「風早HOP!STEP!!JUMP!!!」を進め、今年度で10年目です。
 その活動の一つで「風早アクアランド」は、平成30年度から環境問題をテーマに、校内にミニ水族館を作ったり、海岸のごみ拾いをしたり、子ども向けのワークショップで環境を考える体験活動を催すなど、環境の大切さを伝え、持続可能な社会づくりに貢献しています。
 特に、近年世界的な課題であるプラスチックごみに焦点を当て、環境意識の高い生徒5名程度が中心に活動しています。

お問い合わせ

環境モデル都市推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7番地2 別館3階
課長:稲田 靖穂
担当執行リーダー:網矢 宏明
電話:089-948-6756
E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp

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2021年6月

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