豊島家住宅 7棟

更新日:2021年4月28日

「豊島家住宅」について

豊島家住宅 7棟

文化財の区分

重要文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和45年6月17日 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 豊島家住宅は、敷地面積3.137平方メートル、建物延面積975平方メートル、主屋、表門、長屋門、長屋、米倉、衣装倉、中倉等からなり、大庄屋、あるいは大庄屋格の家柄に相応しい大型民家である。主屋は、直屋(すごや)角屋(つのや)を配した特色から、「井門の八棟造」と呼ばれている。宝暦8年(1758年)の建築で、屋根の棟の形状は逆Z字型、上屋は茅葺入母屋造り、四方の屋根は本瓦葺である。屋内は居室部、居室座敷取合部、座敷部の3部からなっている。居室部は東半分を土間、西半分を床張りとして居間、奥、台所等6室、居室座敷取合部は東西に2室を設け、東面は縁構え上り口となる。巡見使等の接待に用いられた座敷部は3室で床、棚、書院を設けて、矩折り(くおり)広縁をまわすなど、欄間・建具等にも洗練された意匠がみられ書院風である。主屋は、昭和47年(1972年)から昭和49年にかけて、表門ほか5棟と塀は昭和52年(1977年)12月から23カ月をかけて、解体修理が施された。

※個人住宅のため一般公開していません。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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