木造 十一面観音立像 6躯

更新日:2012年3月1日

「木造 十一面観音(じゅういちめんかんのん)立像」について

木造 十一面観音立像 6躯

文化財の区分

重要文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

明治34年3月27日 指定6躯

所在地及び所有者(管理者)

松山市太山寺町 太山寺

解説

 木造十一面観音の6躯は、国宝太山寺本堂の須弥壇(しゅみだん)に安置され、後冷泉天皇以降の歴代天皇が勅納の仏像と伝えられ、篤い信仰の対象となっている。
 この6躯は、明治34年(1901年)の指定で、3区分された横長の大型厨子の左右に3躯ずつ安置されている。造り、大きさ、相好(そうごう)はほぼ同じで、像高が143.8~156.3cm、いずれも一木造の背刳(せぐり)像で、2体がヒノキ材、ほかはカツラ材でつくられている。やや面長な面相、平行して浅く刻まれた単調な衣文(えもん)線などには、伸びやかで優雅な趣がある。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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