松山城三の門南櫓 1棟

更新日:2021年4月27日

「松山城三の門南櫓(みなみやぐら)」について

文化財の区分

重要文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和10年5月13日 指定

所在地及び所有者(管理者)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。松山市丸之内(外部サイト) 松山市
連絡先:松山城総合事務所(電話番号089-921-4873)

解説

 一の門南櫓・二の門南櫓・三の門南櫓は、いずれも天守にいたる曲折した進入路に沿って設けられている。これら三つの櫓は、武器・弾薬・米塩の貯蔵を主目的にしながらも、桝形や本丸広場に対して格子窓・狭間(さま)・石落しを備えており、本壇最後の防衛手段としての配慮をも併せもつ建物である。
 三の門南櫓は、三の門を過ぎた奥に位置する単層櫓で、東は二の門に接し、西には筋鉄門(すじがねもん)東塀が接続する。桁行5間、梁間2間、入母屋造、本瓦葺で、出入口は筋鉄門東塀のある西側に設けられる。格子窓・狭間を備えて三の門を支援するとともに、南面は二の門前の桝形に対し、西面は筋鉄門東塀下の石垣に対し横矢掛りを見せるが石落しはない。
 建物は嘉永5年(1852年)の再建と考えられる。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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