松山城紫竹門東塀 1棟

更新日:2021年4月28日

「松山城紫竹門(しちくもん)東塀」について

松山城紫竹門東塀 1棟

文化財の区分

重要文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和10年5月13日 指定

所在地及び所有者(管理者)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。松山市丸之内(外部サイト) 松山市
連絡先:松山城総合事務所(電話番号089-921-4873)

解説

 紫竹門の東に矩折り(くおり)に設けられた塀で、その内側は本壇入口の一の門前の登城道となる。狭間(さま)の内、一部は大手の本丸広場に対する射界を持ち、残りは搦手(からめて)乾門(いぬいもん)方向に向けられて小天守・南隅櫓の石垣下を縦射する。延長16.57m、狭間11か所、本瓦葺である。

 石垣に高低差があり、南側は北側より73cm程低く、土台は傾斜して据えられる。壁は本丸広場面は下見板張り、搦手面が漆喰塗籠(しっくいぬりごめ)、軒裏は西塀と同様、波形の塗籠とする。花崗岩の控柱は後補、もとは柱2本おきに木製の控柱であったとみられる。石垣に新旧2種類の積み方が混在することから、建築時期は紫竹門と同時で、嘉永年間(1848年~1853年)と考えられる。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

国指定文化財

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで