ダイオキシン類
更新日:2021年6月18日
ダイオキシン類とは
ダイオキシン類は、塩素を含む有機化合物の一種で、次の3つのグループに含まれる物質をまとめて「ダイオキシン類」といいます。
- ポリ塩化ジベンゾ‐パラ‐ジオキシン(PCDD)
- ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)
- コプラナーポリ塩化ビフェニル(Co‐PCB)
ダイオキシン類は塩素の位置や数などによって形が変わるので約230種類あります(そのうち毒性があるものは29種類です)。
ダイオキシン類の毒性
ダイオキシン類は毒性の強い物質で発ガン性があり、免疫機能・甲状腺機能の低下や胎児の奇形、体内のホルモンバランスを変化させる作用があることが報告されています。
主な発生原因とその対応
ダイオキシン類は意図的に作られることはありませんが、炭素・酸素・水素・塩素を含む物質が熱せられるような過程でできてしまいます。したがって、ごみの焼却や紙の塩素漂白など、様々なところで発生します。
ダイオキシン類を減らすために、ごみの焼却施設に対する排ガス規制や施設の改善などの対策を官民が一体となって取り組んでいます。
ダイオキシン類の汚染経路
ごみの焼却などから発生したダイオキシン類は、大気中に出ていき、雨などにより土壌や河川に落ちていきます。さらに、植物や魚に食物連鎖を通して取り込まれていくことで、生物にも蓄積されていくと考えられています。
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